今回は自作スピーカー君達について(^^)
第一弾です

自作されてるかたのHPを見るとバックロードホーンこそが自作の醍醐味との
記事が多く聞いた事もないのに憧れや一種の神話みたいに惹かれてました。

手頃に試す事は出来ないかと思っていたらオクにちゃんとニーズに応える
小型バックロードホーンのエンクロージャーが数種類出品されてました
ポチっと一番オーソドックそうなのを落札しました。つまり自分で作った
訳では無いのです(;´д`)

イメージ 1

でユニットはこの手の箱には一番無難との評価が高い
フォスティクスのEF83Enをチョイスついでに純正のカバーも購入
ネジ馬鹿を防ぐ為に鬼目ナットをかませてバナナプラグ端子を
フォストン端子で取り付けていざドキドキの音出し。

初めは吸音材などは一切入れずに出してみたら「なんじゃこれ」
オヤジが耳に赤鉛筆差し競馬中継聞いてる安物のモノラルラジオ並
ひどい「こもり」、箱もなんとなく剛性が不足なのかビビってるし(;´д`)

やっぱりこんな小型のバックロードホーンはおもちゃなんだといっぺんに
冷めてしまいました(;´д`)

でもせっかくここまでそこそこのお金を掛けたのだからもう少し調整してみようと
中に吸音材(かゆくならないシンサレート)を試行錯誤で出し入れ(^^)
何とか聞ける位までにはしました。

ホーン内部には吸音材を入れられないので底に置いてみました
これが一番効果があったようです当初のがっかりからまあまあ程度には
なりました。

イメージ 2
そこっ底に見えるのがシンサレート吸音材です(^^)

エージングが進むとフルレンジ一発はとにかく定位感が良い感じ
初めのイメージだとバックロードホーンは使用ユニットの性能以上に
重低音がでるとか想像してましたがそれは「ありえない」
こんな小型の箱ではなおさらです。

そんなに良いものならメーカーがもっと出してるはずですねとにかく癖が強いので
色々手を加えて状態を良くしていかなければまともに聞けないシステムの様です
だからマニアには人気があるのですね(^^)納得しました

しかし、どうにもこうにも音がしまりません。これは箱が音抜けしてるかもと思い
しょうがないので「塗ってみるか」(;´д`)

外での塗装行為などは近所迷惑なので一切出来ません
ということで油性ペイントは却下、スプレーも使えません
水性ペイントで刷毛塗りしかないのです(;´д`)

サンディングシーラを下塗りして後はせっせと5回ぐらい塗ってはペーパー掛けを
繰り返してようやく光沢みたいのが出ました。もちろん刷毛ムラだらけで
小学生なみの出来映え、人様に見せられるような代物ではありません

塗料が固まってくるとやっぱり効果がハッキリ出てきました。
音がしまって聞きやすいしあきらめていた低音域もそれなりに出てきました
それよりも中音域の艶が更に増してきていい感じになりました。

残念ながらその後実家からDS-30Bを引っ張り出したらそちらの方が
全てに勝ってましたのでメインになることはありませんでしたが
中音域の艶が捨てがたいので現在では「補助」としてDS-30Bと
エージング中の暫定メインDS-201と一緒に鳴らしてます、邪道かも知れませんが
自分が楽しむためのオーディオですからね(^^)なんでもありなのです。

今回はこれにて<(_ _)>