前日まで降っていた雨は止み快晴。昨年に続き天候が味方した。
見所はやはり共演。開催発表時に最も歓声が上がったのはKIRINJIさんで、ファンの間で評価の高い『愛は光』への期待からだ。コールや手拍子はなく、会場中がただ聴くことのみに集中するこの曲は、静かではあるがNegiccoライブで毎回記憶に残る体感となっている。今回は作者による生演奏ということで、よりリアルな歌唱となり、濃密度は心地良い疲労感を持たらした。
YOUR SONG IS GOODさんとは編曲を担当した『カリプソ娘に花束を』でのコラボが実現。いつもより伸び伸びと、歌い易そうなNegiccoメンバーが印象的。この曲は3人の声質が活かされる、引き出されている曲であることを改めて知った。
サニーデイ・サービスさんとはKaedeさんがMVに出演した曲『苺畑でつかまえて』で共演。Kaedeさんは緊張していた様だけど、それ以上に歌唱力が目立った。
CRCK/LCKSさんは演奏が終わるとそのままNegiccoのバックバンドを務めた。最後はアップテンポな『さよならmusic』で、リズムが早くなったことと楽器演奏により曲調が明るくなった。違和感はなく、この曲の深さに気付かされた。