ハナミズキの紅葉
“アメリカハナミズキ”と覚えている人が多いようだが、
“アメリカヤマボウシ”が正式な名前。
4月から5月にかけ、白やピンクの花を咲かせ、
庭木のほか、街路樹としても利用され、桜に次いで人気があるという。
花びらのように見えるのは、総苞片(そうほうへん)と呼ばれる葉の一種で、
中央に小さい花が集まっている緑色の部分が本当の花。
名前に“アメリカ”が付くように、もともとアメリカの木なのだが、
あるきっかけで日本に贈られることになった。
その経緯を知る人は多いと思うが、ここで“おさらい”をしておくとー、
第27代アメリカ大統領夫人のヘレン・タフトさん達からの要望に応え、
1912年に、当時の東京市長であった尾崎行雄氏が
アメリカ合衆国のワシントンDCへ、桜(ソメイヨシノ)の苗木3000本を贈った。
その返礼として先方から贈られたもの。
アメリカへ贈られた桜は、第二次世界大戦中も大切に育てられ、
ポトマック河畔の桜並木となるのだが、
1949年(昭和24年)からは、桜の開花時期に合わせて
「桜まつり」が開かれ、桜の女王が選ばれるのが恒例になっている。
春の花も素敵だが、個人的には秋の紅葉の方が好きだ。
太陽の光に透かして見る赤は最高!
それと、つやつやと光る真っ赤な実。
ファインダーを覗きながら、アメリカヤマボウシと至福の時を共有している。




