3Dプリンターの新しいフィラメントが届いたのでなにか作ろうかと。ふと思いついたのが久しぶりのマジックネタ。スロットカップを作ってみよう。この道具は100均なんかでが売っていたものです。二つのプラスティック製のカップがあり一方に入れたコインがもう一方に移動するってマジックです。

 しかし普通にあるのはほとんどが100円用。自分がマジックで主に使用するのはアメリカのハーフダラーが多いのでそれ用のカップってあまりないなぁと思ってました。しかし調べたらあるマジックショップで売ってました。まぁせっかくなので作ります。買ったフィラメントは4色セットなので黒を使いましょう。この手のカップは引っかかり(マジシャンにはわかるか)が、わりとぎりぎりでいろいろ取り扱いが難しいので、今回はかなり大き目にして、しっかりコインがほじされるサイズにしてみました。

 ちょっと層が目立ちますがこんなものかな。使ってみるとこれくらい日かかりが大きいほうが使いやすいようなきがします。

 まぁとりあえず完成。

 

 

 

 

 ちょうど3Dプリンターがでていることをいいことに、いままで基板のみだったのをケースにいれようと思い立ちパワーOPのアンプのケースをつくりましたが、もうひとつD級アンプがあったのでそれのケースをつくっちゃいました。

 しかしおなじ色のフィラメントだから色気ないなぁ。

 このアンプは秋月電子で購入したTPA2003という小型のモジュールを使います。モノラルアンプなので二つ使ってステレオにします。基板のみでも動くのですがすこし凝って入力のパスコンと出力のフィルターを追加してます。ある方の記事があったので定数はほぼそのままです。心なしか音がよくなったような気がします。

 ちょっと遊び心がでて肉球みたいな刻印つけてみました。あとで色ぬったのですが下手だな;;

 このアンプは出力は1Wほどなのですがとにかく駆動電圧がひくくてすむ。2.2~5.5Vなんですよね。多分スマホなどのマイクアンプ、スピーカーアンプなどに使うようの石なんでしょう。なのでラズパイDACのUSB-A端子から給電できちゃうみたいです。電源ケーブル関係がすっきりしますね。

 フィラメントがなくなってきたのでそろそろ追加購入なのですが今度は何色にしようかな。色がぬれるので何色でもいいかもですね。

 RaspberryPpi DAC作ったのでアンプもいっしょにまとめちゃおうかと、いくつかあったアンプ基板をもちだしてみた。いろいろ見てみるとなんとアマゾンで買ったキットのアンプ。TDA2030AをつかったアナログアンプがなぁんとRaspberryPi3A+と同じサイスじゃありませんか。穴あけ位置は全く同じ。この大きさってなんか規格あるの?(穴位置 49*58)なのでほぼ同じサイズのケースつくるとケースでスタックできちゃうかな。というわけでなんとか。

        

 左中身、右ふたしたところ。普通のパワーオペアンプひとつの簡単なやつ。なぜかこのアンプ基板が同じサイズ。おもしろいなぁ。

 さらにDACをスタックしてスピーカーつけてなんとなくミニコンポ風。

 スピーカーはすこし前評判だった100均のセリアでうっていたアクティブスピーカーを改造したもの。改造といってもアンプはずして吸音材つめてただのスピーカーにしただけだけどね。なんとなく大きさもあってるなぁ。一応ほかのアンプも試してみようかな。

 というわけで先日作成したRaspberryPi3AとDiyDac V2をスタックしたやつをいれるケースを作ってみた。

 3Dプリンターあるので、それ使おう。ビス穴は寸法図があるのでまぁぴったりできる。この辺は3Dプリンターのいいところ。CADでしっかり寸法だしておけばよい。

 以前は100均で買ってきたケースにあなあけたりするのだが、だいたいずれる。多分こういう工作の才能ないのだろう;;

 なので3Dプリンターは自分にとってはなかなかの道具となる。しかしながらほかの寸法もしっかりみればよいのでだいたいで作ってしまう。ほぼずれる;;

1回作ってからずれをみてこれもだいたいなのだが修正する。なんとかできたので公開。

 フィラメントはこの色しかないので選択の余地なしww。コネクタ穴は全部あけずに 電源用USB,Dac入力USB、外部メモリ用USBと出力の3.5mmジャックのみ。実際に動かすと結構発熱するので、簡単なヒートシンクはつけたけど、まぁ穴あけて放熱にすこしでも寄与しようということで穴あけておいた。実は電池つけようとHATを自作したのだがうまいケースがおもいつかないのでとりあえずUSB給電でいこう。まぁ基本持ち出すことはないだろうし。

 できてみるとこれにあわせるアンプが欲しくなってきた。いままで作ったやつもあるのでいいケースつくってみようかな。まずはどのアンプ基板つかうかだなぁ。さほど出力はいらないので小さいのでOK.D級アンプにするかアナログアンプにするか、なたいろいろどうでもいいことで悩みそうだな。

 ウクライナで戦争が起こり、中東でも戦争が起こっている。ボブ・ディランの有名な反戦歌「風に吹かれて」を思い出す人も多いようでいろんなブログの題材になっているみたいだ。この曲は初めて聞いたのは中学校のとき。NHKの基礎英語の放送で最後に紹介されていたなぁ。(1969年かな)この曲は発表は1962年とのこと。当時はベトナム戦争まっただなかなのでそれに対する反戦だったのかな。でともまだ戦争はたくさんある。なぜか最近になってこの曲を自分の思い込みでいいから解釈してみようと思う。別に自分は英語が堪能ではない。むしろ苦手であった。日本語訳はいっぱいあるのだが何気にしっくりこなかったってのもある。では1フレーズづつ。

一番の歌詞

How many roads must a man walk down
Before you call him a man?

 

 普通は「彼が男とよばれるには、いったいいくつの道をあるくのだろう。」という感じの訳なのだがこれがしっくりこなかった。ある方のサイトでディランの英語って難しんだよね。ってことが書いてあってこの曲のことが書かれていた。そこでは意味的にはBefore~から解釈したほうがいい。みたいなことが書かれていた。つまり

「彼が男と呼ばれるには、いったいいくつの道を歩かねばなかないんだい?」と倒叙的な表現だというのだ。実はこのほうがわかりやすいなぁと感じたのでこうやって解釈してみる。

 ここでは a man ,heと男性名詞でかかれている。しかもwalk downと。walk downって慣例的に書かれるらしいんだけど 感情的には遠くに離れていってしまうイメージなんだそうです。そして男性名詞にかかれているのは後からわかってくるような気がします。

 

How many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?

 

 「白い鳩たちは砂浜で眠るために、いったいいくつの海を越えなければならないんだ?」

 ここで白い鳩という平和の象徴がかかれています。sheとかかれているので女性名詞ですよね。

 

How many times must the cannonballs fly
Before they're forever banned?

 

 「砲弾が永遠になくなるには、いったい何回砲弾が飛び交わなければならないんだ?」

 ここで戦争のことをいっていることがわかります。しかも「何回砲弾が飛んだって、それって終わらないじゃないか」という怒りも見えてきます。

 戦争をいうことがわかると最初のフレーズのa man は兵士のことを暗示しているように感じられます。彼らは男と呼ばれるという名目のもとに遠くに歩かされる。戦争に行かされることへの暗示に聞こえます。

 なので2フレーズのwhite doveで表現されるsheは、非戦闘員。戦争に巻き込まれる婦女子という暗示に感じられます。実際海をこえてやってくる難民の方もたくさんいますしね。

 

The answer, my friend, is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind

 このサビの部分は3番までくりかえされるので。あとでまとめて解釈してみます。

 

2番

How many years must a mountain exist
Before it is washed to the sea?

 

 「山が水で洗い流されて海になるには、いったい何年そこに存在しつづけるんだ?」

 えっ?何の事だろうとここは戸惑う歌詞でした。mauntai(山)というのはどうも大きな障害などを比喩するらしいです。日本語でも山場とか山をこえたみたいな言い方しますね。なので戦争の原因となる大きな障害を山と表現したのではないでしょうか?政治的理由、歴史的理由、経済的理由、宗教的理由などなど。

 それらは無くならないで大昔からそこにある。いったいいつのなったら洗い流されるんだ?というあきらめにも近い憤りを感じます。

 

 How many years can some people exist
Before they're allowed to be free?

 

 「人々が自由をゆるされるまで、何年人々は存在できるんだい?」

 ここでは疑問の助動詞としてmust ではなくcan が使われています。前のフレーズで山のような戦争理由がながながと存在しつづけるのに、人が自由になるまで存在し続けられるのか。人の人生の短さやはかなさを嘆いているように聞こえます。

 

How many times can a man turn his head
And pretend that he just doesn't see?

「見ていないという言い訳のために、ひとは何回顔をそむけることができるんだい?」

 ここもcan.そしてbeforeではなく and なのでちょっと意味が変わるのかな。原因と結果ではなく時間的にいま起こっていることのような感じですね。a manが兵士を暗示するのなら戦場でおこっていることを見ていないというために彼らは目をそむけることが何回できるのか? 人というのはそんなに目を背けることはできないんだよ。という主張に聞こえます。実際アメリカの兵士には人が殺されるところを見てPTSDになる方も多いといいます。

 

3番

How many times must a man look up
Before he can see the sky?

 「空を見えげることができるようになるまで、彼らは何回上をみあげなければならないんだい?」

 これも兵士の戦場での様子に思えます。砲弾が飛び交う空を見なければならない彼ら。いつになったら本当の空をみることができるんだ。いつになったらこの戦争が終わるんだ。という抗議に聞こえます。

 

How many ears must one man have
Before he can hear people cry?

 「人々の叫ぶ声が聞こえるために、そいつは耳がいったいいくつ必要なんだ?」

 ここも悩んだところです。対象が a man ではなくone man となっています。

 これは日本語でもいう「ワンマン社長」とかいうのと同じ意味だそうです。「独裁者」的な意味合いがあるそうです。なのでここでは戦争をしようと決めた国家元首などをさしているのではないかと思います。he can hear people cry?という言葉から 人民の叫びがおまえには聞こえないのか?耳がついているのか?という激しい怒りが感じられます。

 

How many deaths will it take 'til he knows
That too many people have died?

 「多すぎる人々が死んだってことがわかるまで、死というのはこれから、いったいいくつ引き起こされるんだ?」

 これも前のフレーズのone man にあてた抗議と嘆きでしょう。

 2番以降は非常につよい怒りとか抗議を感じます。

 

サビ

The answer, my friend, is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind
 3番とも最後はこのサビで締めくくっています。

「友よ、その答えは風になって飛んでいってしまったんだよ。」

 ここですが普通は「答えは風のなかにあるんだ」という訳が普通かと思います。でも anser is blowin' といっているので答えは飛んで行ってしまったように自分には思えます。でもある意味どこにでもあるはずだという意味もありそうです。

 ここで気なるのは my friend です。これって誰?単に戦争反対の人々は友といっているのでしょうか? 自分は最初にこの歌を聞いたときに戦死した友人というイメージが強かったです。ちょっと思い込みが激しいのかもしれません。

 「お前は死んでしまったのに、戦争はまだ終わらないんだよ。答えは風の中にあるのにね」といった鎮魂の意味もありそうかなと思ったものでした。人の愚かさを嘆いているようにも感じます。

 

 さて長々と思い込みだけで解釈してみました。人ぞれぞれ思うものは違うのでしょうが自分はこんな風に思ってます。

 この歌が発表されてから半世紀もたつのに戦争はなくなりません。難民で移住できた white doveもいれば、どこにも行けずに死んでしまった人たちもいます。多くの death がひきおこされているのに人って愚かなんだなという意味のこの歌は今でもおなじ抗議をはなっているように感じたものでした。

 平和になりますように。