夫の定期通院の日、この日は義父の手術の日でもありました。
心臓カテーテルの手術です。
義父は7月にも同じ手術をしているのですが、心臓にある血管が石灰化しておりカテーテルが通らず。
先生も頑張ってくださったようでしたが、時間がかかり過ぎて結局手術は中断となりました。
今回は気を取り直しての手術です。
私 「今度はどんな作戦でやるの?お義父さんに聞いた?」
夫 「えっ?前回と同じなんじゃないの?」
私 「えっ? 前回ダメだった方法と同じやり方?そんな事あるの?」
夫 「う〜ん、、🤔 そうなんじゃない?」
私 「え〜っ?前回すごく時間がかかって中断したのにまた同じことするの?」
手術の前にドクターが私たちのところに来て下さり、今回の手術の説明をしてくださいました。
先生 「良かった!本人には説明しましたが、きちんと伝わっているか心配でした。ご家族にも今回の手術の説明をさせて下さいね」
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先生の話では石灰化した血管がかなり厄介で、入り口から普通にカテーテルを入れても通らないそう。
なので出口の方からもカテーテルを入れ、石灰化した部分を挟みうちして、両方から少しずつカテーテルを通していくとのことでした。
なのでカテーテルは両足の付け根から入れるそうです。(普通は片足)
それでもダメなら石灰化したところをドリルのような器材で削っていく。
ただしこれにはリスクがあり、削った破片が血管を傷つけてしまう可能性がある。出血があれば開胸の手術に切り替えなければならないこと、また削った破片が脳にまわると脳梗塞を起こすかもしれないといった話が先生からありました。
病院では年間で800名くらい心臓カテーテルの手術を行うそうですが、義父のような手術は10名いるかいないかくらいだそう。
先生 「体に負担をかけないように慎重にやりますね」
夫と私 「よろしくお願いします」
そうして義父は手術室に向かいました。
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私 「結構大変な手術じゃない。お義父さんからは今回の手術はどんな手術って聞いていたの?」
夫 「大変らしいよ〜って言ってた」
ざっくりすぎる
それとも私たちを心配させまいと敢えて言わなかったのかな?
いつも思うのですが、夫もこういう時にどうしてもっと突っ込んで聞かないのだろうと思います。
義父は「大丈夫!」というけれど、これから説明を受ける時は夫も同席させてもらったほうが良いなと思いました。
そして5時間後
義父の手術は無事に終わりました!
ドリルは使わなかったようです。
ステントを2つ入れ血管を補強(?)してもらいました。
先生 「手術は問題なく終わりましたが、造影剤をたくさん使ったし被爆もしているので今日はCCUに入ってもらいます。後で看護が来るのでここで待っていて下さい」
夫と私 「ありがとうございました!」
そして看護師さんと一緒にCCUへ。