(にもぽん向け) | こうのブログ

(にもぽん向け)

ツイッターで聞かれたことについてめんどいのでBLOG活用。

【PS3ゲームプレイをニコ生するのにGPUは、関係あるのか?】

A:あります。

リアルタイムエンコード(ソフトウェア・ハードウェア)には、キャプチャー側から拾った入力をプレビューなどに出力するのが多いです。

ここにGPUが必要になります。

GPUの処理速度が早ければカクツキなどを抑えてリアルタイムエンコードをCPUが行えます。

特にソフトウェアの場合、CPUがすべてのエンコード処理を追わないといけないのでスペックが足りないと

低画質・カクツキ・映像音声のズレラグなどが発生します。

ソフトウェアでやりたければ…高性能なPCでないとダメですよ~ってことですね。

その点でハードウェアの場合、ハード機器がエンコード処理を済ませてくれるのでCPUにかかる負担が少なく高画質で行えます。


ならハードウェアのがいいのか?


というとデメリットもあって遅延や高価があります。
PS3→ハードウェア→PCとPCに映像表示されるまで少なくとも3秒近いズレがあります

なので視聴者からすると少なくとも3秒先の話を生主がしてることがあります。


どちらかがいいかは、その人次第。

ちょっと反れましたがプレビューが大事だと私は、思っているのでGPUが必要という結論。
これは、プレビュー(配信先)とモニターでは、コントラスト、明るさ、彩度などが異なる為です。

元々PS3にしろ、TVやモニターでプレイする前提の作りになっているためキャプチャーすると色合いなどが全く異なる形になります。

これをプレビューで確認して設定の調整を行う…これがあるので安定したプレビューを得るためにGPUが必要ということになります。

エンコード方式の問題でバッファで録画したものは、不要。
*プレビューなどなく録画終了した時点でまとめてエンコードするタイプ。

Graphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニット、略してGPU)
ユニットチップのことであり

例えるなら…

納豆と一口に言えど

ひき割り、小粒、極小粒…

などのように種類があるということです。

製品型式の種類が幾つかあり簡単に分ければ以下の通り

・CPU内蔵のGPU
文字通り、CPUにGPU機能がある。
ここ最近、内蔵型が主流でハスウェル(Ix-4XXXX)には、Intel HD Graphics 4600
例えるならGT-620~GT-630くらいの性能が元からついています。
Z87+4770Kの3Dベンチで400くらいですね。

・オンボードのGPU
マザーボードにGPUチップセットを内蔵したものです。
CPU内蔵を大差ありません。

・USBなどの外部GPU
専ら、マルチディスプレイ用
グーグルなんかで検索かけてみるとわかります。

・グラフィックボード
たぶん、多くの人がGPU=グラフィックボード
と思っているのだと思います。

GPUチップのついたPCI-E接続ボード

これが一般的で思いつきやすいと思います。

GPUは、NVIDIAがあげた呼称であり正式にはVPU(Visual Processing Unit:ビジュアル プロセッシング ユニット)

まぁ不思議とAMD(ATI)のRADEONもGPUと言っていますが…

VPUよりGPUのが言いやすいのでありかな?w