こうぼっけいのブログ

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 第2の二刀流は現れても第2の大谷翔平は現れない‼

 今、MLBのマイナーリーグには大谷に引けを取らない、若しくは上回るかも知れないと言われている選手が存在するとの事。その彼は大学野球で二刀流として大谷に負けない活躍をして、昨年のドラフトで指名され現在マイナーでメジャー入りを目指して活躍しているとの事。当然これからもパワーやテクニックで大谷を上回る選手が出て来ることも、その中には大谷の様な二刀流を目指す選手が出て来ることも当然の事と言えるだろう。

 しかし大谷の様に高校生の頃から大きな目標、それに近づく為の中間の目標、更にそれらを実現する為の小さな身近な目標と計画を立て、一つ一つ着実に実行している選手がどれ程居るか?そして生活の全てを野球に注ぎ込み、自らのやりたいプレーを実践する為にはどこの筋肉をどう鍛えれば良いのか、その為にはどんなトレーニングをどれだけやる必要が有るのか、更にその為にはどんな栄養素をどう取ればよいのか、そして疲労回復の為には睡眠をどれだけとる必要が有るのかと言う様に、日常生活の全てを野球の為に送っているとの事である。今永投手も言っていた。「彼は10年以上前から今を考えて続けて来たのだろうから、その時間差は今更埋めようも無く追い付く事も出来ないけど、これから負けない様に頑張る事は出来るかも・・・」と。

 そして何よりも大谷は「野球が大好き!」と言う事である。ある人は「大谷の仕事は野球で趣味も野球だ」と言っていた。試合の無い日でもオフシーズンでも彼は毎日練習しているとの事。クリスマスに栗山監督に送られた動画は夜中に一人バッティング練習に励む自身の映像だったとの事。仲間や友人から食事に誘われても断って練習するか寝るとの事。酒やタバコやギャンブルなど体や野球に悪いものなど一切やらない。どんなに大金を得ようと野球の為以外は使おうとは思わない。しかし野球を広める為や子供の将来の為には惜しみなく注ぎ込む。

 更に私が最も素晴らしいと思うのはどんなに凄い成績を打ち立てようと決して傲慢にならないと言う事である。自分のどんな記録も自身の為のものでは無くチームの勝利の為のものであり、それに貢献出来た事を何よりも喜び大切にする。誰のどんな記録を追い抜こうとその記録を打ち立てた人を尊敬し敬意を払う。どんな若手であろうと成績下位のメンバーやチームであろうと自ら駆け寄り挨拶をし、そのパフォーマンスに敬意を表す。こんな神の様な人間が他に居るだろうか?今後現れるだろうか?

 立憲民主よ、「政権交代」と吠えることなかれ!全国に基盤を作れ!

 代表選挙で「政権交代、政権交代」とやたらと訴えているが、果たして立憲民主に政権を委ねたいと思う国民がどれ程居ると思っているのか?裏金問題だけで政権交代を国民が望むと考えているのか?

 自分も民主・立憲民主を支持するようになって長いが今でも政権を担えるとは思っていない。民主党政権には大いに期待したがそれだけにあの失敗にはがっかりした。それでも立憲民主候補を支持し続けているのは、「自民党では駄目だ」との思いからであって今すぐ政権をとは思っていない。あの民主党政権の失敗は多くの国民の間に未だに尾を引いている。あの落胆はそう簡単に払拭されるものではない。しかもその後の野党の集合離散や新党結成の繰り返しで野党への期待感も崩れ去った。自民党にも期待できない、野党は期待外れで失望しての無党派拡大なのである。

 立憲民主よ、先ず全国に自民に負けないだけの確固たる地方組織を築く為の活動・努力を、今からでも地道にこつこつと続けよ。それが構築できれば当てにならない他の野党と組む事ばかり考えて失敗を繰り返すより、単独で自民に対抗できるだけの勢力を持つ事が出来るのではないか。

 自民の強さの一つは地方組織がしっかりしている事だ。それも長い年月を掛けて政策活動費の名の下に、地域の冠婚葬祭や行事等に祝儀・香典・金一封等の金をばら撒き、こまめに顔を出して顔繫ぎを継続し続けて来た地道な活動があるからこそなのだ。それを出来たばかりの顔繫ぎも無い新党・野党にそう簡単に鞍替えする筈もない。自民とは異なる、金ではなく心で繋ぎ止める活動を、本当に地域の人々の声を受け止める活動を継続してこそ、住民の・国民の信頼を、投票を得られる政党となり政権も委ねられる事に繋がるのだろう。地域に根付いた基盤、支持が得られてこそ選挙にも勝てるし、自然と政権も任される事になる。それ無くして中央で、上やお偉方がどんなに理想や正論を訴えたところで、地方・地域の人々の耳に・心には届きはしない。

 信頼出来ないアメリカの民主主義・司法制度

 以前から言っているがTV討論で相手の言う事を全く聞こうとしない、相手の口を塞ごうとする、自分に反対する者は徹底的に罵倒し誹謗中傷する、選挙結果を受け入れないだけでなく覆そうとする、その為に支持者を連邦議会へ乱入させる、問われた罪を否定し無実だと訴え全く認めようとしない。こんなトランプの様な人間が現れるのは止むを得ないとしても、そんな人間が大統領になり再び共和党候補として大統領に選出され兼ねない事態になっている。そんな人間を支持し大統領へと望む人々が有権者の4割近くも存在する今のアメリカの民主主義に疑問や不信を抱かざるを得ない。民主主義の代表国家の様に見られて来たアメリカに、その民主主義を否定する様な強権主義的な人物を国のリーダーに望む多くの声が有ると言う現実は、今後これまでの様にアメリカに民主主義国家の旗頭を求める事は危ういと言う事になる。日本も何時までもアメリカオンリーの立場でいては将来が不安になる。

 アメリカで長く認められて来た人工中絶の権利が、トランプが3名の最高裁判事を指名し共和党系判事が過半数を占めた事で突如否定されてしまい、今回の大統領選は権利を擁護する民主党と否定する共和党との戦いにもなっている。ところで司法権は行政権とは完全に独立した立場に在るのが原則ではないのか?少なくともわが日本では三権分立の原則の下に成り立っている筈だ。それでなければ権力者・為政者の都合の良い裁判や判決が行われてしまう事になる。専制国家はいざ知らず民主主義国家では司法・裁判の中立性は大原則で当然の事の筈だ。それなのにアメリカでは大統領の指名による最高裁判事の人数によって、憲法解釈や判決、国民の権利の有無が変わってしまうのである。これでは為政者の都合で最高裁判決を決める事も変える事も可能となり、専制国家へと近付き兼ねないのではないだろうか?

 どうも私の中ではトランプの登場以来、世界のあちこちにミニトランプなるものが現れたり、分断やクーデター、紛争・戦争等、世界や地球全体を考える事よりも、自国や自分の利益や都合を優先させ、その為には他者を排除したり非難したり貶めたり、そうする事も許される、手段として構わないとする様な風潮、人々が多くなって来た様に思われてならない。