修行について その120 午後5時 修行僧の夕食①晩課諷経が終わったら、新到は急いで夕食の準備へ。 僧堂の夕食は薬石といい、もともとは正午過ぎの食事は禁じられていたので、 飢えや寒さを凌ぐために腹に抱いた石のことです。 さて、その薬石の内容ですが、基本的には、昼食に準じます。 場所は応供台、プラスチック製の赤椀や黒色お皿使用。 ただ、職員の皆さんは帰宅済みであるため、 典座寮配属の修行僧が作ったものを食べます。 ゆえに、テキトーな奴が配属されていると、 夕飯の内容が悲惨なことに・・・。