修行について その95 正午 修行僧の昼食 応量器編④ | 修行僧の涙目な日々

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食事が始まると、浄人が生飯の回収にやってきます。

回収に使用するのは生飯器(さばき)という、ちりとりのような形をしたもの。

画像はGoogle検索で(笑)

 

回収後は、朝食と同じような流れで進んでいきます。

頭鉢をおしいただいてから、匙を使ってご飯を3口くらい食べます。

自由に(ハイスピードで)食べ進め・・・。

導師が箸・匙を置いたら、おかわりタイム(再進)。

略飯台の時と同様、ご飯と汁ものをおかわりできます。

もちろん、浄人がご飯・汁ものを配膳してくれます。

おかわり希望者は合掌し、浄人が来るのを待ちます。

 

浄人は新到がやることが多いため、いたずらはされにくいのですが・・・。

古参が「もっと食べなよ」的なこと言い出し、特盛にされる可能性も無きにしも非ず。