日中諷経が終わったあと、
恐怖の反省会が始まります・・・。
恐怖へ道のりは以下の通り。
日中諷経の導師が立ち去ったら、火の始末です。
新到たちが一斉に動き出し、ロウソクの火消し、お線香を香炉から引き抜きます。
抹香用の香炉に入っている炭も、しっかり消火。
火消しが終わったら法堂あるいは開山堂に整列。
合掌し、古参の猛攻撃に備えます。
堂行寮を中心とする古参メンバーは、新到と向かい合って仁王立ち。
日中諷経が何のミスもなく終わっていた場合、この後の予定について連絡事項を伝えて終わり。
もちろん、そのようなことは滅多にありません。
大きなミスはもちろんのこと、重箱の隅をつつくような粗探しでしっかり吊るし上げ・・・。
(ただ、朝食のときよりも古参の数は少ないです。副随寮や典座寮等に配属されている古参は、忙しいので日中諷経には基本的に出てきません。)
古参の気が済んだところで、反省会は終了。
法堂や開山堂の片付けをして、昼食の準備へ向かいます。