3月9日

4回目の結婚記念日。

レミオロメンが好きな私の希望で4年前のこの日に入籍した。

花咲くを待つ喜びを

分かち合えるのであれば それは幸せ

そんな夫婦になりたいと思って。


破水後、2度目の診察。
この日も夫は一緒に来てくれた。

エコーの前に、普通の妊婦さんと同じように体重、血圧、腹囲の測定。
事情を知らない看護師さんに「うん!順調ね!」
と言われ複雑な気持ちになった。
順調じゃないよ・・・

傍には新生児の赤ちゃんがいた。
2週間健診かな?
ちっちゃいなぁ・・・かわいいなぁ・・・
長男もこんなときがあったのに、大変すぎてあんまり覚えてないな。
また赤ちゃん抱っこしたかったなぁ・・・

そんな思いが湧きあがってきて涙がぽろぽろ落ちてきた。
夫が優しく背中をさすってくれた。

長男のときも切迫流産で寝たきりになった。
今回も初期から出血が続き、やっと安定期に入ったと思ったら破水した。

なんで私は順調に妊娠生活を送れないんだろう?
こんな嫁でごめんね。
迷惑ばかりかけてごめんね。
そんな気持ちでいっぱいになった。

診察に呼ばれ、エコー。
映し出された赤ちゃんは窮屈そう。
でも元気に動いてくれてる。

羊水は出てきてる感じしないのに減っているとのこと。
なんで?

おりものに混じっているのかな・・・って。

やはり破水でしたね。
と先生に言われてしまった。

これから先どうするかの話になり、
妊娠継続するか、残念だけど今回は諦めるか。

周産期母子医療センターにいた先生なので、こういう症例は沢山診てきたのかもしれない。

私の経験では悲しい結果になる方が多い。
奇跡を信じて継続して、奇跡的に羊水が増えて、無事に出産する方もゼロではない。
けれど、多くはありません・・・。

「先生はどうした方がいいと思いますか」

私は生みたかった。
背中を押して欲しかったのか、先生に聞いてしまった。

先生は「そうですね・・・NICU通いをしている方たちを見ているとやはり大変そうなので・・・難しい事ですね。上のお子さんもいますし・・・それでも皆さん、大変だけど幸せですって言うんですよね。」

先生はどっちがいいとは言わなかった。
今考えると当たり前だけど。

この日は20週2日。
また一週間後に来てください。
それまでに夫婦で話し合ってくださいと。

私は正直、この日に、
もう無理です。諦めましょう。
そう言われると思ってた。

でも、選択できるんだ!
私には妊娠継続することを選択できるんだ!
変だけどそれがちょっと嬉しかった。

この日はまだ継続することしか考えていなかった。
夫の考えもちゃんと聞けてなくて、夫婦で話し合おうと思っていたけれど、病院の帰りに長男を保育園にお迎えに行き、夜はそのまま一緒に寝てしまった。

とにかく疲れていた。

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