25分のドラマが最近のお気に入りということもあり、先に視聴して、45分ドラマが貯まってきてしまいました(汗)
長いだけのドラマとかは要らないから、そろそろ真面目に改善してほしいけど、芦原さんの事件とかの報道見ると、化石のまま現状維持がお好きな様なので、無理なのだろう。残念。
[23.0416] TOKYO MER SP〜隅田川ミッション〜
1時間強の映画番宣用のSPドラマでMERが帰ってきました(拍手)
そろそろ劇場版を見ようと思い、先にこちらを、ということでしたが、シナリオ上手い!
ヒナ先生の成長と音羽先生が厚労省に戻るまでを描いていますが、題材は屋形船の火災。わかり易い素材と、現場へガンガン突っ込んで治療していく喜多見先生たちの活躍が見事におさまっていました。
日曜劇場のドラマ版が好きだったファンとしては嬉しいつなぎのSPでした。
SPのつくりが雑なものが多い中、見事としか言いようがありません。
劇場版へのつなぎは、新たに新設される横浜MER。
劇場版に杏が登場とはイタタタタという感じしかありません。予告を見る限り変わらずです。もっといい女優いるのに、なぜなのか?古川雄大が今度はどんなキャラ演じるのか興味あるのでそちらを楽しみに視聴したいと思います。
[23.11-12] サブスク不倫
全6話という短いつくりですが、サブスク(定額)サイトでの不倫にはまる主婦のジェットコースタードラマが見られます。
テンポが早いってこういうのを言うのだと見本の様でした。
専業主婦しているけど時間を持て余すから、旦那を送り出した後、午前中だけでもパートをしたい、と言えば、子供ができたら辞めるのだから家にいろ、という夫。
夜のお誘いをしたら、断られ、会話が減り、帰宅も遅くなり、子供ができる状況から遠のく日常。そんな時、友達に教えて貰った不倫サイトに手を出してしまいます。
一か月の料金、1万円、10万円、100万円のコースがあり、ワンナイトを楽しむのが目的なのだろうけど、課金誘導の罠にはまっていきます。ちょっと背伸びした10万円コースになり、動画配信している料理研究家と出会い、それで不倫写真を撮られ(これ課金サイトの罠だったのではないかと思うくらい不自然)、100万円コースでそういった問題解決までをして貰えるサービスがあると課金。1回遊んで捨てられた医師に再会し泥沼に入りかけた?と思ったら、金を無心する医師(え?医者の方が稼いでいるだろ!?と思うけど、医師の嫁の父親が経営する病院勤務…)。
専業主婦に貯金があってもお金を貸し続けることなどできない訳で、夫にバレるというスピード感あるお話でした。
終わり方も割ときれいに終わっているので胸糞展開もありません。
ちょっとドキドキしながら見るのに打ってつけでした。
[24.01-03] 離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-
原作既読です。原作は全3巻(別エピソードの続編あり)の作品です。
ドラマ版は後半原作とは違っていて、結末が…離婚しなかった!?
脚本家、鈴木おさむのシナリオだけど、もともとそんなに良い作品だったと思える作品も思い浮かばないので、このテイストと「奪い愛」シリーズのキャスト入ってましたという感じでした。
演出なのか?麻里子様の演技(声)が過剰になっています。鈴の設定は増えたし、探偵さんの性別は男性になっていたり、財田さんと親子になっていたり、色々要素が置き換わった辺りから、つまらなくなりました。
序盤に妻の不倫する姿に涙し、傷ついた夫の姿はどこ行った?
ドラマの初めに説明あるように男性側が親権を得ることが困難だから、1年間離婚せずに証拠集めと育児への取り組み強化して親権を得ることが目的だったはず。
そうか、家族一緒がベストなのか。他人の子を二子として育てるのか。
人が良すぎ。
このドラマ、頑張ったのは麻里子様ではなく、小池徹平だと思います。
小池徹平はあれですね…独特の世界観をつくり変人を演じる役者になってしまったので、鈴木おさむはもう引退したから、小池徹平も普通の役者に戻ってほしいかな。
「サブスク不倫」がスピード展開で起承転結していたこともあり、「離婚しない男」の方はつまらなかったです。
[23.05-06] 明日、私は誰かのカノジョ シーズン2
ルナが高級ソープで稼ぎ、奨学金の費用ためたり、諸々生活費を稼いでいるお話までは一応既読だったとは言え、ドラマ化すると、おそらくコマ的に省略した間とかシーン展開に流れがあるなと思えました。「つきあう。つきあわない。」のシーンとか特に。原作では配信で「ありがとう。ぎゅっ。」とあったけどセリフだと「ぎゅっ」が何言っているのか分からん状態だったので再び原作読みなおしました。原作は色々感情がせめぎ合うけど、やはり好きです。
茅島みずきが演じているという理由だけで見始めたシーズン2なので、こんな感じなのかと思いつつも、自分の中で大切なものを、ルナはその時その時で掴み取ろうとしている姿が印象的でもありました。
声のトーンがやや低めかつ身長も高めのスラリとしたスタイル。前髪パッツンに近いヘアスタイル、諸々好みです。ちょっと陰のある女性役とか、ミステリアスだった「教祖のムスメ」とかが、個人的にはまりました。
ラストを飾る菜々美こと江美の人生。若い頃は若さでどうにかなったけど、年齢を重ね占いにはまり、どう生きたいのか迷子になった女性のお話は、結構刺さるものがありました。
迷走する姿に重ねるものがあっ…た訳ではないのですが、何か「自分の幸せってなんだろう」的なものがチラチラ過る感じがして、苦しかったです。歳を重ねて、過程のある友人の姿と違う自分がいる。夜の街で生きてきた分、普通的な日常を忘れてしまっていたのかなという一面がありました。周りの優しさに気が付けたとき、ここから再スタートという印象です。
原作はこの後、雪の物語にもどり最終章。
原作の良さはある種、心に刺さりまくりグサグサになったりもするので、実写でどの程度まで出すのか?匙加減の難しい作品だったけど、受け取るものはあったと思うのです。