[24.01-03] 新空港占拠

中身は同じパターンだし、全然ハラハラもドキドキもなく、薄いので、サクッと終了です。

ストーリー中に盛り込まれる「うそだろ」というセリフも、違和感のある無理やり入れた部分もあるな、と思うし、主人公・三郎のお姉さん演じる奥貫薫さんは様々なドラマでミステリアスな役柄から儚い不幸系まで幅広く演じる女優さん。そんな方が、訳アリなんぞ初回から分かっているので、最終話の真実公開は全然面白くもなんともなく、むしろ惰性に近かったです。

シーズン1から通しで出演しているSE役の宮本茉由が美人さんなので目の保養でした。

そしてNHK大河で明子様を演じている瀧内公美が出演していたので見たかった、他に余り理由はありませんでした。NHK版大奥の2部見た方がマシだったかも?今回は化粧っけの薄いパワフルな刑事さんでした。

 

[24.01-03] 消せない「私」-復讐の連鎖-

原作は諸悪の根源の同級生3人への復讐までしか読んでいないので、最終的にどうなるかは分かない、ということでドラマ版のラストが気になっていました。

トラウマだったデジタルタトゥに対し、復讐を通して克服し?(どうなんだろう???)、自分の復讐劇という新たなデジタルタトゥによる警告、という形をとった主人公、という〆方でした。

本郷奏多が悩める人を演じているのが印象的です。今回は敵でもないんです(笑)

原作よりも出番多かったのではないか?と思うくらい、色々出ていた気がします。

女子高生だった頃のヒロインに起こった件、知り合ったこと、彼女がきれいになる手伝いをしていたこと、様々あって、それが結果的に悲劇を生み出してしまったことに対し深い悲しみを抱き、ヒロインの立ち直りをサポートする大人役ですが、変に恋にも絡まず、親しみと愛情を抱いている複雑なキャラだっただけに本郷奏多で見ることができたのは割とお得だった気がします。

結末が良かったのか悪かったのか、個人的には微妙かつ謎でした。

 

[24.0305] テレビ報道記者〜ニュースをつないだ女たち〜

オウム事件から、秋葉原、女子大生放火、様々な事件と、コロナ時代を絡め、各時代を女性記者の目線を絡め描いたドラマ?女性が凶悪な事件の記者として現場に行くことから、責任ある立場へと、一歩一歩地位を固めてきた遍歴を描いているのですが、余り女性がどうこうあった時代もあったけど、現代とつなげて描いても微妙な感じがしてしまい、余り面白味のあるドラマではありませんでした。

女性に限らず、人の生き方は千差万別。登場人物も同じことを言ってましたが、そんなこんなで、テーマ性がボヤっとしていて長いだけでした。

 

[23.1007] THE MYSTERY DAY〜有名人連続失踪事件の謎を追え〜

SNSによる誹謗中傷、デマによる被害をテーマとして扱った事件。

ユースケ・サンタマリアが川栄李奈とコンビを組む異色の刑事ものでした。

個人的には好きな俳優の組み合わせでした。

これだけで十分です。

ストーリーは複雑な見せ方するけど、シンプルな復讐劇。

さすがに警察内部に協力者がいるとは予想していなかったけど、制作が「あなたの番です」とかの人たちなのでゆるっとした作風でした。

煽り文句に「スリリングに展開」とかはまったくありませんでしたが、ユースケ・サンタマリア主演ということが満足の一歩だったので、展開と内容がしょぼくても大丈夫です。見ていられるだけの俳優陣だけ豪華版のドラマでした。