占い師の井川晴深(いがわはるみ)です。

 

 

私は、高校を卒業して公立学校の事務職員になりました。

 

 

それまでのお話はこちらをお読みください。

自己肯定感が低い子供 私のこと①

孤独感が消えない思春期 私のこと②

 

 

小・中・高と、友達作りに悩みましたが、職場では、大人の世界。 

年上の人達と浅く、楽しく付き合えることで人間関係の悩みはあまりありませんでした。

 

 

独身のうちは、仕事にやりがいを感じました。

子供達や先生方が一生懸命に取り組む学校行事などに関わることができたことは、楽しい思い出です。

 

 

 

 

 

そして、20代後半で結婚、出産。

長男が1歳になってから保育所に預けて仕事を続けました。

そこから、私にとっては修羅場のような日々が始まりました。

 

 

育児も仕事もきちんとやろうと思っていました。

私は完璧主義なところもあって年度末などはかなり残業をしました。

私が夜遅くまで仕事をするときは、夫が子供達にご飯の用意をしてくれました。

 

 

ある日、仕事が終わって長男を保育所に迎えに行くと、最後の一人になっていたことがありました。  

先生と一緒に、玄関にちょこんと座って待っていた姿は今でも忘れらません。

幼くて自分の状況がよく分からない長男は、私が行くとあどけない笑顔を見せてくれました。

それがまた、切なくもありました。

 

 

夕飯はできる限り主菜・副菜を作りたかったので、子供を寝かしつけながら一度寝て、夜中に起きて翌日のおかずの下ごしらえをしました。その頃は、家庭と仕事を両立することが当たり前のことだと思って頑張っていました。

一方でストレスも疲れもたまりました。

夫も仕事が忙しいのに、私のことも気遣ってくれました。夫も相当のストレスがあったのだと思います。毎年1度は高熱を出しました。

 

 

 

 

そして、3番目の長女の出産を機に15年在職した公務員を退職することに決めました。

人に頼ることも苦手な私は、3人の子供を育てながら、仕事を続けていくことはできないと思いました。

 

 

その後のお話は次回「母に認められたかった 私のこと④」に続きます。

お読みいただけたら嬉しいです。