救急救命
幕張メッセにて、『キャンピングカー&RVショー』なるイベントがあったので、遊びにいきました。
小学生のころ、憧れたキャンピングカー。
「お父さん、お家を売ってこれに住もうよ?そして毎朝学校まで送ってくれるのね。」
と言ったら、あきれられた記憶が。
駐車場の大きさや資金など、現実的なことを考えなければ、
住みたい、豪邸のようなキャンカーが沢山ありました。
誰が買うんだ・・・と思うようなクラスの車も、実際メッセの駐車場にずらりと並んでいたしなあ。
つんたは結構多い犬の数にわくわく。
すでに自分も犬。
そして広い会場の片隅に、救急救命のコーナーがあり、
一度はやってみたほうがいいねとパパと言って、講習をうけることにしました。
大人は、真剣に大人だけで。
つんたはママの後ろで、女性の係員さんが子供の救命をします、といって連れて行ったのです。
子供の救命?・・・それは必要だ!
いつの間にかつんたの後ろで構えるパパとママ。
あなたたちは後ろのおじさんと講習です、と苦笑いされる。
さて、両親は後ろを向いてしまい、取り残されたつんた。
ただ事ではない気配の人形におののく。
どこか不安そう。
「いたいいたいの赤ちゃん、助けてあげてね?」といったら、真剣にうなづく。
お口ぷうぷう。
胸をしゅかしゅか。
そこまでやったら、係員さんは隣の講習に呼ばれて、行ってしまった!!
しかも
「その子みててね?」と、つんたには重大な任務が課せられたまま!!
つんたの足の間には不穏な人形が横たわったまま!
どうしよう・・・。
右をみるつんた。
左をみるつんた。
動いちゃいけない気がするつんた。
パパとママは隣で大人(の人形)を救助しているし・・・。
どうするかしらとこっそり見ていたら・・・
そのいたわりの気持ちは尊いが・・・
気道確保しなきゃいけない子に
帽子かぶせたら危険だから!
本人もそんな気がしたのか、あわてて自分の頭に帽子をかぶり直す。
真剣に、向こうのほうで人工呼吸と30回の心臓マッサージを施す様子を観察している。
おそるおそる、赤ちゃんの胸をしゅかしゅかしたり、
口の中に指をいれたりしている。
講習が終わったママが振り返り、
「つんたくん、赤ちゃんみててくれたの?助けてくれたの?ありがとう!」といったら、
膝の上に飛び込んできつつも人形を心配して、
大変だったんだよー。でも赤ちゃんまだ寝たままだよー。という風に
「んーっ、んーっ!!」と指をさして説明してくれた。
つんた、よくできました!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
帰りにバンソウコウと、弁がついていて息が入れられるが逆流はしてこないという
知らない人とマウストゥマウスがしやすくなる器具、説明パンフなどをもらって帰ってきました。
AEDの中も見ることができたし、有意義でありました。
しかし、あの、集団で人形を救命している様子は、つんたのココロに何を残すのだろうか・・・。
人助けのできる子になるといいなあ。