ウズラ・ハト:
みなさんこんにちは!
ウズラ:
今回の「ウズラとハトの東京ほどほど散歩」は墨田区両国を歩いてきました。
見どころがたくさんあって、最後はもう時間切れでしたね。
ハト:
ちゃんこ屋さんが多かったね。
ウズラ:
ちゃんこ屋さん、何軒も見ましたね。
両国はなんと言っても相撲の街ですから。相撲と言えば、それぞれの相撲部屋で作るちゃんこ鍋。材料も味付けも、部屋ごとに違うんだそうですね。
ハト:
徹子の部屋には、徹子の部屋の味付けがありますからね。
ウズラ:
ありませんよ。
ハト:
ここだけの話だけど、ゲストの好みによって少しずつ味付け変えてるんだって。さすが長寿番組って思ったね。
ウズラ:
ちゃんこ鍋は出ませんから。料理番組でもないし。
ハト:
スポーツ番組だっけ。
ウズラ:
トーク番組でしょ、どこから見ても。徹子さんの筋肉チェックだけですよ、若干スポーツの要素あるのは。
ハト:
でも相撲部屋って、なんかこう、緊張感が外まで漂ってきてたね。
ウズラ:
そうだねえ。墨田区両国には、相撲部屋が5つありますね。井筒部屋。春日野部屋。出羽海部屋。時津風部屋。陸奥部屋。
部屋の前にさ、自転車がきれーいに並べてある部屋があったね。ああいうの気持ち良いね。
ハト:
入り口に何個もダンベル置いてあったね。僕もお相撲さんと力比べしてみたかった。
ウズラ:
最初から負けるの分かってるでしょ。わざわざ比べなくても大丈夫よ。
出羽海部屋からちょっと歩くと竪川っていう川が流れてたでしょ。竪川までが、住所が両国なんだけど、「一之橋」「ニ之橋」って橋が架かってましたよ。その間にさらに橋が二本架かってて…
ハト:
ああ、「1.5之橋」と「1.8之橋」のことでしょ?
ウズラ:
なんで勝手に名前付けてるんだよ。
塩原橋と千歳橋ね。塩原橋は塩原太助っていうさあ、両国に住んでたね、江戸時代の有名人の名前が、今も橋の名前に残ってるんだよ。そういうの、いいよねえ。
ハト:
ということは、両国橋は、両国太助っていう江戸時代の有名人の名前が橋の名前に残ってるんでしょ。
ウズラ:
違うよ。
ハト:
明治時代の人だっけ?
ウズラ:
いや、そうじゃなくてさ。両国太助っていう人は、いないの。
ハト:
いないの? あぁそう。都市伝説的な? 本当はいないんだ。
ウズラ:
本当は、じゃないよ。最初からいないの。自分が言い出したんでしょう、両国太助って。
両国橋は、武蔵の国と下総の国っていう、ふたつの国を結ぶ橋だから、両国橋って名前になったの。落語の「たがや」の舞台にもなってますよ。江戸の大火でたくさんの人が亡くなったので、逃げ道として作られたそうですよ。両国は戦災でも多くの人が亡くなって。そういうこと忘れたくないね。
ハト:
大火で亡くなった人たちを供養してきたのが、回向院なんだってね。ねずみ小僧の墓もあるって。
ネコ小僧はまだ生きてるらしいけどさ。
ウズラ:
誰?
ハト:
中2のときのクラスのやつ。
ウズラ:
ネコ太郎は両国と関係ないでしょ。
ハト:
太郎じゃなくて小僧ね。ネコ小僧。間違えないで。彼にわるいから。
ウズラ:
わるかったよ。
でもさあ、時間がなくなっちゃって回向院にも入れなかったし。美味しそうなギョウザ屋さんもまた今度だね。あと、やっぱりいつか両国国技館で大相撲見たいですね!
ハト:
「舞の海 対 翔猿」とか「稀勢の里 対 貴景勝」とか。今後の対戦が楽しみ!
ウズラ:
片方が解説者でしょ。
もう、ええわ!
ハト:
「曙 対 白鵬」!
ウズラ:
それ見たい! 「貴乃花 対 朝青龍」!
ハト:
もう、ええわ!
ウズラ・ハト:
ありがとうございました!
〈今回の記事は、緊急事態宣言発出以前の散歩を基にしました〉