夕方に長男が退院しました。
家に帰って、いつものストーブの前の定位置に座り込んで、
マンガみたいに、うえ~ん、と泣きました。
こわかったよ~。
いえに帰れてうれしいよ~、と。
ホッとしたんでしょうね。
私も泣き崩れる長男が健気で、
ぐずぐず泣きながら抱きしめました。
よかったよかった、本当によかった。
よく1人で頑張ったね、点滴も採血も恐かったね。
夜中ひとりぼっちで寂しかったよね。
月曜日からは学校にも行けるからね。
もういつも通りに戻れるからね、と。
長男を病院にお迎えに行くのに
サロンのお客さんが車で送ってくれました。
明日は友達が次男を預かってくれるし、
明後日も別の友達が次男を預かってくれます。
暴れ盛りの次男と離れられると、私はとても楽……。
ありがたいです。
今朝も書いたけども、
皆さんの手を握ってありがとうと、
一軒一軒、お宅にお礼しに伺いたい気持ちです。
ありがとう、ありがとう。
私がここで頑張っていられるのは、皆さんのお陰です。
ありがたくて、ありがたくて、
娘を託児所に迎えに自転車漕ぎながら、
白川の橋の真ん中で、一旦停まってむせび泣きました。
マスク外して、鼻、チーンとかんで。
夕日に照らされた水面がきらきら輝いていました。
今まで私は、強がりなのか何なのか
人に物を頼むとか、お願いするとかが出来ませんでした。
口癖は「大丈夫、なんとかなります」。
どんなにキツイ時でも人に頼る事が出来なかったんです。
根っからの長女気質です。
でも今回、友人達が何人も手を差し伸べてくれて
実際ほんとに手一杯で、申し出に甘える事にしたのです。
そうしたら、当たり前だけど、すごく楽になって
物事がスムーズに運ぶようになりました。
人の手を借りてもいいんだ、という事を
私は今回学びました。
さっき担任の先生が来てくれて
長男の大好きな市電の写真をアルバムにしてくれました。
先生、たぶん自分で街に出て撮り溜めた写真です。
一人の生徒にそこまでしてくれるなんて……涙。
やばいやばい。
今の気持ちを記しとくと思ったら、
夕飯の支度が全く始まらない。
いいかげん、やめときます。
長男の好きなグラタン作らないと。
ご心配お掛けしました。
子ども三人、無事におうちに納まりました!