家族という単位 | コツブニッキ

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40歳を過ぎたら、20代の頃より人生動いてます。

基本、長男(小2)は次男(2歳)を
うとましく思っていて
遊びの邪魔をされては
「しつこいやつめ……!」と睨んでいるのだけど
最近、言葉も通じるようになり
兄弟の関わりも増え、兄をからかいつつも
すごく尊敬している弟は
よく兄の遊びを真似しています。

軽度自閉症の兄はトミカが大好きで
(自閉の子でトミカとプラレール好きな子、多いですよね~)
YouTubeで観た動画をもとに
「トミカバトル」という遊びを自作して遊んでるんですが
それを弟が真似するんです。
たどたどしい言葉遣いで真似するのが可愛らしくて
「微笑ましいなぁ…」と
ほんわかした気持ちで眺めてたんですけど
気付いたら長男も私と一緒に
「かわいいね」と、ニコニコしていた。

おお。
弟を可愛いと思う余裕がお前に生まれたのか。
長男の内面の成長を感じました。
弟を微笑ましく眺めている兄を、微笑ましく眺める幸せ。

子供を産んで良かったなーと思う事が
二人目からぐんと増えました。
お腹の中で異様に暴れているこの子も
きっと元気な女の子なんだろうと思う。
兄二人に負けないくらいの。
三人の育児は大変だろうけど
それに負けないくらい「微笑ましい」と
思える事も増えるんだろうな。

子供が1人増えるごとに
家族の中の空気があたたまる気がします。
それってきっと多分、家族の1人1人が
相手の存在を「微笑ましい」と思う気持ちが
繋がっていくからなのかもしれないと、ふと思った。
地震の後に、放射能漏れの後に
妊娠したと知った時は絶望的だったけど
家族の可能性に、母の私が引っ張られている感じです。
家族がしっかり繋がっていれば、
どこに行ったって何があったって大丈夫。
家族が基盤、家族が単位。
ほんとにそう思うのです。