最後の舞台、無事に終わりました…


ここに至るまで、綴らせて下さい。



41歳から始めたバレエ。


膝や足首の手術を繰り返し、階段の昇降も手すりがないとできなかった私。


バレエは脚が悪いとできないので、音楽を聞きながらストレッチするだけで幸せでした。


でも、筋力がついてきて、少しずつ普通のクラスにも参加できるようになりました。


手術で曲がったままの膝と足首でしたが、少しずつ伸びて、ポアントにもチャレンジするようになり、発表会にも出ました。


やはり、悪い脚が早く動かないので、みんなについていけず、レッスンメイトさんたちから厳しい言葉を何度も言われ、周りに迷惑をかけているのがわかり、何人かで出る発表会はやめて、ヴァリエーションにもチャレンジしました。


ところが、1人で踊るのは、かなりの脚の負担になり、その頃から側弯症が進行し、脚の具合も悪化していきました。


そんな時、大人クラスでアダジオという、パドドゥを踊るためのクラスができました。


センターレッスンでのアダジオが好きな私は、アダジオがパドドゥとは知らずに申し込み、ビックリ!


そして、ハマりました。


本来なら、まともに1人で踊れない私がパドドゥなんかしてはいけないのですが、先生方からレッスンのみならOK(舞台はNG)で、楽しみました。


でも、同じパドドゥクラスのレッスンメイトさんたちが私以外全員発表会に出ることになり、私だけNGなのがやっぱり居たたまれなくて、他のスタジオのオープンクラスに移りました。


そしてW先生にたどり着き、今に至ります。


私は技術だけでなく、身長があまりにも低いため、それもパドドゥお断りの理由でしたので諦めていましたが、W先生は、そんな私にも対応して下さり、しかも最後まで優しく、私が自信をなくさないように励ましていただきました。


もう、感謝しかありません。


次に続きます。