オスグットとは

10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツで足を使いすぎる事により発症します。

足の前にある大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)は

膝蓋骨を経由して膝を伸ばす役割として働きます。

スポーツで走ったりしゃがんだりを繰り返すことにより、大腿四頭筋の膝蓋腱付着部を何度も牽引するために、成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。


症状としては

お皿の下の骨が徐々に突出してきて、痛がります。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。


発育期のスポーツ少年に起こりやすいのが特徴です。

では早く痛みをとるために何が大切か??

それは・・・・

アイシングです!

そう冷やすのです。

今はスポーツでケガを冷やすのが主流になっています。



炎症が起こるとブラジキニン・プロスタグランジンなどの疼痛物質が作られます。

それが痛みを感じる原因になっています。

炎症は炎(ほのお)の症状と書きます。字の通り熱をもっています。

そこをお風呂で温めてしまうと炎に油をそそいでるのと同じ事になります。

炎症が強くなり痛みが増してしまう可能性も…


熱をアイシング(氷で冷やす事)で外部から熱を奪い取ることで痛みの疼痛物質の発生を防ぎ痛みの緩和を促します。

オスグットや膝の痛みでお悩みの方は温めずに冷やしてください。