こんばんは
あなたの経営セカンドオピニオン♡会計士&FPのkottyです
さて今回は
前と未がつく繰延(くりのべ)勘定について
どんな種類があるのか?
前
├前受金
├前払金
未
├未収金
├未払金
前がつく勘定科目は
その行為
(例えば、モノを買う、サービス提供を受ける)
の前に
お金を受け渡しする場合に使います。
前受金(まえうけきん)は
サービスを提供する前に、
お金を受け取った場合に使います
例:
セミナー主催者が、
セミナーというサービス提供前に
受講料を受け取った場合。
仕訳はこちら▼▼
(借)現金 XXX (貸) 前受金 XXX
一方
前払金(まえばらいきん)は
サービスを受ける前に、
お金を支払った時に使います。
例:
セミナー受講者で、
セミナーというサービス提供される前に
受講料を振り込んだ場合。
仕訳はこちら▼▼
(借)前払金 XXX (貸)現金 XXX
こう考えると
勘定科目名をなんとなく知っていれば、
漢字を見て、どれを使えばいいかわかりそうですよね
では次に
未がつく勘定科目は
その行為
(例えば、モノを買う、サービス提供を受ける)
の後に
お金の受け渡しがされたときに使います。
未という漢字は
いまだ○○されていない
という意味があることを覚えておけば
わかりやすいですよ
未払金(みばらいきん)
サービスの提供を受けた後に、
お金を支払う時に使います。
例:
セミナー受講者で、
セミナーというサービス提供を受けた後に
受講料を支払う場合。
仕訳はこちら▼▼
(借)研修費 XXX (貸)未払金 XXX ・・・研修受講時
(借)未払金 XXX (貸)現金 XXX ・・・現金を支払った時
一方
未収金(みしゅうきん)は
サービスを提供した後に、
お金を受け取った時に使います。
例:
セミナー主催者で、
セミナーというサービス提供をした後に
受講料を受け取る場合
仕訳はこちら▼▼
(借)未収金 XXX (貸)売上 XXX
※主要な営業行為の場合は、
未収金ではなく、売掛金を使用します
いかがでしたか?
このあたりがわかると
青色申告(複式簿記)への嫌悪感も
少しは薄れてくると思います!
ご不明点があれば、ぜひご検討くださいね