こんばんはニコニコ

あなたの経営セカンドオピニオン♡会計士&FPのkottyです

 

 

今回は、収益に焦点を当てて

番号1実現主義(青色申告)の考え方

番号2収益の期間対応について

 

 

 前回(→こちら)の

費用の発生主義と考え方は同じ

そして

ここがわかると

青色申告が楽!!になりますよ~

 

image

 

 

実現主義の考え方

 

青色申告の条件である複式簿記の場合

発生主義での記帳が求められます。

この発生主義という考え方、

収益の場合は実現主義と言われます

が、

発生主義と同じように考えれば

わかりやすい



 

 

例えば、

がま口財布セミナー開催者の場合

2017年1月開催予定の単発セミナーがあります。開催は2017年1月だけど、代金の5,000円は12月中に入金されました。

 

12月の仕訳は▼▼

(借)現預金  5,000 (貸)前受金  5,000

 

 

ポイントは

サービス提供した時に、収益計上!

入金された時に、現金を計上!

 

 

上の事例を、

セミナー開催した(役務を提供)

2017年1月はこんな仕訳を切ります。

 

1月の仕訳▼▼

(借)前受金   5,000  (貸)売上高   5,000

 

 

つまり

このセミナー開催のために頂いた代金は

12月の収益にはなりません

 

 

 

現金の動きと、収益の動きは

必ずしも一致しないんですね

 

 前回の費用と同じ♡

 

 

番号2収益の期間対応

 

次に出てくるのが、

取引が事業年度をまたぐ場合、どうするか?

 

 

これが期間按分または期間対応という話になります。

 

 

例えば、

がま口財布6ヶ月に渡るセミナーを開催した開催者の場合

10月から3月までのセミナーコース。10月に開講し、10月中にコース代金30万円の入金を受けました。

 

10月入金時の仕訳▼▼

(借)現預金  300,000(貸)前受金  300,000

 

10月から12月の毎月計上する仕訳▼▼

(借)前受金  50,000 (貸)売上高  50,000

 
※毎月の金額は、
    300,000円➗6ヶ月(サービス提供期間)

12月の期末日の仕訳▼▼

    特に仕訳なし

 

 

翌年2017年1月から3月の毎月の仕訳▼▼

(借)現預金  50,000(貸)前受金  50,000

 
 
となります。
 
 
 
 
つまり
受講料が振り込まれた10月に
全ての売上30万が計上されるわけではありません!

 

 

単式簿記で記帳できる白色申告と

複式簿記で記帳する青色申告の

大きな違いの1つです。

 

 

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