『僕は、だれの真似もしない
Appleのマーケティング担当副社長に就任し、スティーブ・ジョブズの下で
働いたこともあり、またライブドア(ホリエモンに営業譲渡する前)という
当時としては型破りな会社を作った著者の前刀(さきとう)さん。
彼自身がやってきたセルフイノベーションについて書かれています。
ちなみにセルフイノベーションを起こそうとすると何が良いのか?
最後のほうにこう書かれています。
セルフ・イノベーションを続けていれば、根拠もなくポジティブになれるのです。
(中略)日常が楽しい、生活に発見がある、というメンタルセットでいさえすれば、
知らない間に見え方が変わります。
見え方が変われば得られる物もが変わる。そしていろいろな発見や思考が
頭の中で有機的に結びついていき、いやでも新しい発想が生まれてきてしまう。
それでいいのです。少なくとも楽しいのだから!
どうでしょうか?
セルフイノベーションを起こしてみたいと思いませんか?
この本の中ではセルフイノベーションを加速させるために、
11の決意が必要だと書かれていますが、
その中でも気になった5つをピックアップしたいと思います。
⒈暗記型の勉強を拒否する
会社の上司からの指示や命令を何も考えずにそのまま
受け入れるような例に限らず、テレビから流れてくるニュースや、
他人とのふとした会話も含め。外部から入ってきた情報を、
疑うクセをつけてみる。
自分で見たり聞いたりしたわけでもなく、さらに深く考えてもいない
情報について、意地でも「なるほど、そうなのか」と納得しないことです
⒉平均点などない!
みんなの想像内に収まる平均的のビジネスは、
1人のイノベーターが出てきた瞬間に「 0点」になってしまう
⒊仮説を立てたら突き進め
「これって、もしかしたてこうなんじゃないのか?」
自分で感じたことを元に、こんなフレーズが頭の中をぐるぐる
し始めたら、後は突き進むのみ。
そして、自信があればあるほどすぐに試すべきです。
⒋どんな結果も自分が呼び寄せたこと!
自分で信じて始めたことならば、それが失敗しても、自分の責任で
あることがわかっている以上、必ずその中から得られるものがあります
⒌偉人たちを超えてゆけ!
過去の偉人の凄い話を読んで、ただ凄いと思うだけなら、
「負け」です。
すごいけれど、それならもっとすごいことをしてやろう。
この人に負けたくない。この人を超えてみせる。そういう気持ちになれる
人なだけがセルフイ・ノベーションをしつづけ、
本当に新しい価値を見いだせると思うのです。
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目次
第1章 本当の「価値」とは何か?
第2章 僕がスティーブから学んだこと
第3章 なぜ、人は変われないのか?
第4章 人々の想像を超えてゆけ!
第5章 感性を磨く7つのトレーニング
第6章 セルフ・イノベーションを加速する方法
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僕は、だれの真似もしない
