「レバレッジ」という言葉を聞くと、本田直之さんを思い出すのですが、この本はダービー・チェケッツというコンサルティング会社社長が書いて、それを苫米地英人さんが訳された本。
今回は苫米地英人さんが訳されたということもあり読んでみたのですが、
なんとなく良い事書いてあるんだろうなぁということは分かるけど、なんとなくあっさりし過ぎていて
今ひとつ心に残らずといったところ。
とにかくこの本で一番心に残っているのは
割引クーポンは使うな!
ということ。
割引クーポンを意識してしまうと、優先順位が狂ってしまい、何か大切なことが犠牲になってしまう
だから割引クーポンは使うな。と。
たしかにこれは分かる。割引クーポンを意識すると、わざわざその店まで行って、余計な時間をかけてしまうこともある。他にも本当はこれが食べたいのだけど、クーポンの期限が今日までだからということで、クーポンに記載の物を食べてしまうこともある。それって結局50円、100円程度のクーポンのために、自分の貴重な時間や、思いを無駄にしているだけ。
ここはたしかに気をつけたいなと思う。
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目次
訳者のことば
もっと簡単に「最高の結果」は出せる! 苫米地英人
1 まず、やりたいことを"150個"書き出す
2 人生の「煩(わずら)わしいこと」が魔法のように消えた!
3 考え方を変えるだけで、世界は瞬時に変わる!
4 "超リアル"にゴールを映像化する
5 「一つ結果が出るまで」続けてみる
6 "上空"から物事を眺めてみる大効果
7 気持ちは必ず「言葉」にする
8 一日3分の工夫で、脳は変わる!
9 「人を動かす」最大のレバレッジとは
10 一度「好き」「嫌い」の判断をやめてみる
11 「執着」は、成功パワーの源!
12 常に"プランB"をつくっておけ!
13 その「知恵」、他の使い方知ってる?
14 「他人を幸せにする」----それがあなたに価値を生む
15 「自分にないもの」を見つけるには
16 "100ドル"を最高のレバレッジにする!
17 ときには、「調子に乗りすぎてみる」
18 すべては、この「一つの目的」のために
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「『何年か後の自分』が起業している姿」を思い浮かべてもまったく効果がない
あくまでも「現在の自分の姿でイメージすること」が大切
肝心なのは、この『人生の5つの領域(仕事、家族、地域社会、自分自身、その他)すべてで最高レベルを目指すことです。考えなければならないのは、5つの見出しの下に何を書くかです。
まずはビジョン。それを中心に据えて物事を考える。
◆人生のムダをなくす「3つのステップ」
1.成功をもたらす諸原則を、本を読む、人から話も聞くなど、何らかの形で学んで自分のものとする。
2.現在や将来の行動についてそれぞれ一度だけ決断を下す
3.結果が出るまでそれに従って行動する
積極的に周囲の人とコミュニケーションを取って、自分にとってレバレッジとなるようなパートナーシップを作ろう。
◆コミュニケーションルおいて重要なこと
「相手を信頼すること」
「相手を好きになること」
「他人に変化を求めるなら、あなた自身がその変化となりなさい」
マイナスのイメージはマイナスの結果しか生まない
人を驚かせるぐらいのつもりで行動を起こすことで、思いがけないアイデアが生まれたり、人の心を大きく動かすことができるのだ。
◆自分の願望や欲求をリストアップする。
1 肉体的に大変な仕事がまわってきたきたとき、あるいは冒険の機会が訪れたとき、どんな気分になりたいか
2 人前に出る際、どんな第一印象を持たれたいか
3 ありあまるほどのお金があったら何を買いたいか。どこに旅行したいか。
4 お金や財産はどれくらい欲しいか
5 近いうちに誰にあってみたいか
6 何を学びたいか。あるいは心から興味があり理解したいと思うこと。
7 何が「上手」になりたいか
8 人生の目的と意味に関して、どんなことを信じたいか
9 もっと長い時間一緒に過ごしたい人は誰か
10 誰を助けたいか
11 年をとってから誰のことを思い出したいか
12 その人たちに、自分についてどんなことを覚えていて欲しいか
13 愛する人々、そして地球上のすべての人々にとって世界をよりよい場所にするには、世界のどんなことを変えたいか
14 世界中で何よりも欲しいものは何か
15 成功したいと心から願っているか。それはなぜか
自分の人生にレバレッジをかけなさい!―このやり方で、伸びない人はいない!
