素直な子ども育て方 | kottsunのLogノート

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性格の良い子が育つママとパパの習慣 』 清水克彦

うちの娘は性格が悪いわけでないが、子どもの教育というのに関心があり図書館で借りて読んでみた。この著者の清水さん、読んでいてどこか見覚えのある書き方だなぁと思っていたら、私も昔お世話になった著者でした。
私がお世話になったのは『なぜ35歳から伸びる人、落ちる人』という本。ちょうど自分が35歳の時に読んだ本で、とても印象に残っている1冊。
だからこの本もすんなり自分の中に入ってきて参考になった。

特に子どもを育てる上で、親として気をつけておかねばならないこと。普段気を付けていても、ふっと忘れてしまうこともある。とくかく自分が子どもに対して接する上で覚えておきたいこと。気になった点を抜粋した。

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目次
第1章 素直な子どもに育てる
第2章 元気で明るい子どもに育てる
第3章 けじめのある子どもに育てる
第4章 頑張れる子どもに育てる
第5章 積極的で意外性のある子どもに育てる
第6章 思いやりのある子どもに育てる
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伸びる生徒の共通点はどこか?
1位=素直 58%
2位=集中力がある 53%
3位=自主性がある 43.5%
4位=前向き 40.5%
5位=聞く力がある 38.3%
6位=継続力・忍耐力がる 35.8%
(サンデー毎日 2010年9月19日号掲載)


「魂を込めて時間を守りなさい。知恵を使って整理整頓しなさい。挨拶を徹底することで和を築きなさい」
沖縄・興南高校 我喜屋優監督


子どもを素直な正確に育てるには、ママやパパが子どもと同じ目線に立ち、聞き上手になること


親が子どもの前で安易な言い訳などせず、謝るべきことは素直に謝る姿勢を見せること


ママやパパが
・率先して「ごめんね」を言い、滅多なことでは言い訳をしない
・子どものミスや間違いを激しく叱責しない
・子どもの失敗を先回りしてフォローしすぎない


「この道に進みなさい」とか「勉強しなさい」と言うかわりに、アウトドアでの自然体験を積ませたことが、結果として探究心や知的好奇心を育んだのではないだろうか


ママやパパがテレビや新聞を見ながら、何かに対してクレームをつけることが多くなると、それを聞いている子ども気持ちが沈むばかりか、その子もまた、誰かに対してクレームをつける子に育っていく


才能とは、努力を継続できる力


毎日、5分でも継続していくコツ
・子どもと話し、「これだったら続けられる」というものを決める。
・挫折すると、挫折ぐせがつくので、高望みはせず、確実にできそうなものから始める
・最初のうちは、本当に5分からスタートする。「ある日は1時間やったけど、その翌日はゼロだった」という事態は避ける
・継続していることをママやパパは高く評価する
・毎日、コツコツやる習慣がついたら、少し長い時間、やや難しめのものにもチャレンジさせてみる


けじめるのある子どもに育てる上で重要なのは、ママやパパの言動に一貫性があるということ


出来なければ罰を与えるようなことをしてしまうと、子どもは圧迫感を覚え、将来的に親子の信頼関係を損ねる


「豚もおだてりゃ木に登る」ではないが、子どもは好奇心や冒険心に火をつければ、
「勉強しなさい!」
「語学の1つくらい、楽器の1つくらいできなくてどうするの?」
などと押さえつけるよりも、はるかに自主的に動くようになる


「あきらめ脳」を「頑張る脳」に変えていく言い換え例
○子どもが「無理」「できない」と訴えてきたとき → 「できるところまでやってごらん」と促し、行き詰まったら少しだけ手を貸す。
○子どもが何か失敗したとき → 「よくここまで頑張れたね」と労をねぎらい、「これまでの努力はいつかきっと実るよ」と温かいメッセージを送る。
○子どもに「うるさい」「うざい」などと反抗的な態度をとられたとき → 「ママも子供の頃、こんなことがあったの」と親自身の体験談を語り、「〇〇ちゃんなら、こうすればきっとうまくできるよ」とアドバイスする


積極的で意外性のある子どもに育てるには、「できる」「やれる」「なれる」の3つの言葉が効く



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