Evernote どうやって整理してます? | kottsunのLogノート

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EVERNOTE「超」知的生産術 』 倉下忠憲

Evernoteに関する本は色々読んできたが、この本もまた素晴らしい!!
今自分がEvernoteで気になっていることは、どうやって整理するか?ということ。


それに対して、この本ではこう書かれている


Evernoteにおける情報整理法を構築していく上で、基本的な考え方になるのは「マドルスルー」です。マドルスルーを一言でいえば、「使いながら最適な形を見つけていく」方法で、自分なりの最適な整理スタイルを構築していくことができます。


そう、色々な本に書かれていることは、その人にとってベストな方法であって、それが必ずしも自分のベストな方法とは限らない。ベストな方法はそれらを真似ながら、自分にとって都合の良い方法を見つけていくことなのである。
そのためこの本では、整理についての考え方と整理法を構築していく流れを紹介してくれており、これが参考になった。

これでまた一段とEvernoteを使うことが増えてきた。


ちなみにこの本を読んで実践したことは以下。

・WEBで気になったページはWEBクリップを使いEvernoteに保存するようにした
・Google アラート機能を使った
・Evernoteのノートブックで、記事のスクラップ用の「スクラップブック」、アイデア用の「アイデアノート」を作った
・ノートブック・スタックを使ってみた


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目次

1 あなたの知的生産はEvernoteで「超」加速する
2 Evernoteを新時代のスクラップ・ブックにする
3 Evernoteを多元式メモ帳として使う
4 Evernoteで自分だけの整理法を確立する
5 Evernoteを発想のツールとして使いこなす
6 クラウドツールでアウトプットを強化する
7 セルフ・マネジメントとライフログ
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自分の頭を使い、オリジナルなアイデアを考え、それを外に向けて発信できる人が価値ある存在になり、単に情報をインプットしているだけの人に競争力はなくなります


◆Googleリーダーの使い方
私の場合は、朝一番に「フィード」と呼ばれる更新情報のタイトルをざっくりとチェックして、気になるものに「スター」を付けていきます。すべてのチェックが終了したら、残りのフィードを「既読」扱いにします。このスターが付いたものが「今日のうちに読む分」となります。これ以降のGoogleリーダーに入ってきた情報は、次の日のチェックに回します。


Evernoteの起動している状態で、テキストをコピーした後、Windowsの場合[Cntl]+[Alt]+[V]キーを押すと、Evernoteに切り替えることなく、即座にクリップボードの内容のノートが作成されます。


重要なのは、高価なメモ帳を新しく買ったり、メモアプリケーションをたくさんインストールすることではありません。頭の中に何か浮かんだら、即メモするという習慣です。


◆情報整理における3つのポイント
1. 必要なものを、必要なタイミングで見つけ出せる環境を作る
→自分がどのタイミングでどんなものを必要とするのかを知る
2. 整理に手間や時間を使いすぎない
→自分が使用するルール以外の整理をしない
3. 既存の分類に、情報を閉じ込めない
→自分自身の分類を見つける


◆マドルスルー整理法
最初に完璧な形や理想像を設定し、それに従って整理していくのではなく、とりあえず情報を入れていき、実際にそれを取り出して使いながら自分なりの整理方法を徐々に作り上げていく、あるいは目的の変化に対応して整理も変更する


ノートブック・スタックは、基本的にノートブックの拡張機能で、複数のノートブックをまとめる機能。この機能を使えば、スタックで大分類を指定し、より細かい中分類をノートブックで分類するという分け方ができるようになる

35歳からの人生改造ノート  ~将来を良くするため、自分を創る努力~-スタック1
35歳からの人生改造ノート  ~将来を良くするため、自分を創る努力~-スタック2




◆属性を活用した検索方法
・PDFファイルが含まれるノートを検索する →検索窓に「resource:application/pdf」
・タグが付いていないノートを検索する →検索窓に「-tag:*」



Evernoteに情報を集めてノートブックに移動するときや、過去のノートブックを見返しているときに、「新しい分類はできないだろうか」と考えてみる作業も発想の一部です。実際に新しい分類が作れないとしても、そう考える習慣が発想力のトレーニングになります



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