最近の公園について | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

今日はちょっといつもとは違って、子供を持つ親としての感じたことがあったので、そのことを少し綴りたく思います。


私の住む町の隣 川西市。ここにドラゴン公園という阪神高速道路の真下に出来た公園があります。
この公園の特徴は、名前にもなっている長さが133mあるドラゴン遊具。
これは川西の説話として伝わる「龍」をモチーフに、白龍と青龍が向かい合って地上に降り立った格好をしており、その内部には、ネットトンネル、浮遊平均台、丸太渡りなどの遊具が装備されています。


35歳からの人生改造ノート  ~将来を良くするため、自分を創る努力~-ドラゴン公園





しかし春頃から、このドラゴン遊具にある滑り台が使用禁止になっています。
どうも4歳の子供が滑り台の上から落ちたようで、それで危険対策として
市が使用を中止にしたようです。


とここまでは理解できます。


危険な可能性がある場合は、その危険を避けるために一時的に使用を禁止し、
原因と対策を行う。ということは必要なことです。




しかしいつまで経っても滑り台は中止のまま。半年以上が経過しています。
そして驚いたことに、昨日行くと中の遊技がすべて取り除かれているんです。
つまりドラゴンの中を普通に歩いて通るだけになっているんです。


これには驚きました。


子供が遊べる公園になっていない。




子供は公園という場でもって、何をやると危険で、何が安全なのか?
そしてどうすればうまく出来て、どう動くと出来ないのか?など
公園の遊技を使って、自分に出来ることや出来ないことを知り、そして
出来るように努力したりします。




それが無いのです。。




これはこの公園に限らず、他の公園でもその傾向は出ています。
自分達が子供のころ使っていたような遊技は、「あぶない」の
一言で、どんどん取り壊されて、全く危険も何もない。そして
つまらない遊具だけが作られていく。


本当にこんな公園ばかりで、子供がしっかりした子に育っていくのか?


とても不安です。




この背景には、市に対するモンスターペアレンツの存在もあるのでしょう。
しかしそれに屈して、どんどんどんどん縮こまった遊具しかないのは
どうなのか?




ドラゴン公園にこんな落書きがありました。


「自己責任で遊びましょう」




こんな当り前のことが、当り前で無くなってきているこの世の中を
少しでも変えることが出来ないものだろうかと感じます。