ただそう言っても、それがうまく出来れば苦労しない。ということで生み出されたのがこの本で紹介されている「月収1万倍仕事術」。これも石田淳さんの提唱されている「行動科学」に近いものを感じます。
たんなる精神論でやるのではなく、大量行動ができるような仕組みを作り出す。この本ではそれを手帳を使ってやる方法も書かれているので、来年の手帳をどうしようか? 悩んでいる営業マンにも参考になるのではないかと思います。
自分の場合、仕事面では大量行動しないといけない時期に来ていたこと。そして来年の手帳をどうしようか悩んでいたいたときだったので、去年読んでいたこの本を引っ張りだしてきて、再読しました。
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目次
はじめに 私を大きく変えた「手取り1,760円事件」
序章――手取り月収「1655」円を「1850万」円にした秘密
* 新日鉄の経理マン、カルチャーショックを受ける
* 人生を変えた「運命のビデオ」との出合い
* 「ないない尽くし」の新人営業マンの船出
* 責任ゼロ・プライドゼロで腰の引けたプレゼン――だから売れない
* 絵はがきもスーツも買えない
* 手取り1760円でソファーから立ち上がれず
* 成約率90%の商談を断られ、やり場のない怒りが……
* ファミレスで「ひとり作戦会議」も、途方もない不安と恐怖でいっぱいに
* 「ゲバラならどうする?」―― できるか、できないかを真剣に悩まない
* 翌日から9つの全作戦にすぐ着手
* 作戦1――「紹介お願い作戦」
* 作戦2――「鶴亀作戦」
* 作戦3――「渋谷攻略作戦」
* 作戦4――「セミナー作戦」
* 作戦5――「高校名簿作戦」+作戦6――「大学名簿作戦」
* 作戦7――「キーマン養成作戦」
* 作戦8――「写真係やります! 作戦」
* 作戦9――「五反田毛筆作戦」
* 門前払いが当たり前の団体にアポなし訪問! 思わぬ収穫が
* 「どんなプロジェクトも10週間やる」と出くわす 普通ならあり得ない偶然
* 敵失で大型契約ゲット! 一生忘れられない電話
* わずか6か月後に、手取り月収が1000万円に
* すべての作戦を同時にやったのがよかった
* 売れ続ける力を仕組み化する「5つの成功シート」
* 保険代理店3000社中全国4位の営業チームになった
第1章――消極的な自分が積極的な自分に変わる!「16分割週間スケジュール帳」
* モチベーションを継続する3つの原則
* なぜ結果だけを求めると、自分のマーケットを荒らしてしまうのか?
* 月曜~木曜に4×4=16の「聖域時間」を作る
* プレッシャーに負けそうになったときはどうする?
* できなかったらハードルを下げてもいいんです!
* マスを超えてがんばってはいけない
* 「週15面談」を続け、劇的に営業成績が上がった人たち
* 午後4時に帰宅するダントツ営業マン? 管理職・経営者にも使える!
* なぜ、営業経験ゼロの若手でも、営業成績が5倍になったのか?
* 「1人メシ禁止令」「予備日を作らず1日3面談×5日」――オリジナルのルールを
* シートを社内で共有→チームが活性化
* ピンクとオレンジの蛍光ペンで行動をマーキング
第2章――普通ではあり得ない幸運を引き寄せる!「1日20ポイント獲得シート」
* 「16分割」と「1日20ポイント」を同時に使う
* 「1日20ポイント獲得」をゲーム感覚で
* 昼休みにゲームの途中経過を知る
* ロビーのソファー待ち伏せ作戦――仕組みに脳みそを預けて大成功
* 落ち込んでいてもスイスイ行動できる
* やることが明確、優先順位がはっきりする!――営業マン2人の感想
* メッセージ入りの名刺で、コミュニケーション量が乗数倍に
* 行動する人だけに与えられる神様のご褒美
* 「1日20ポイント」でマーケットの枯渇を防ぎ、見込み客を補充
* すぐに断ってくれて「ありがとうございます」
* 1本釣り営業をやめ、「見込み客ポートフォリオ」を作る
* 名刺交換の瞬間に、「見込み客リスト」か「情報発信リスト」の選別を
* 9割以上の確率で成功した、大坪式テレアポ必勝法
* 結果が見えない「狩猟型」から、安定した「農耕型」へ
* 「見込み客ポートフォリオ」の人数を500人以下にする
* 大きな衝撃を受けた1冊の本――自分に課した2つのルール
* 狭いテリトリーで、シェア・ナンバーワンになると何が起こるか
* 大企業の人、都心のビジネス街に「必勝エリア」を作る
* 9割以上の人が見落としている意外なテリトリー
* 営業トーク下手な私の「銀座線営業」のオキテ
* できなくてもクヨクヨしない、チャレンジし続けている自分を褒めてあげましょう
第3章――ペンを動かすだけで夢が叶う!「1日10分・目標書くだけシート」
* モチベーションをキープできる最強ツール
* 寝る前の5分間で「ツボ」を見つける
* 「9個以上、16個以下」の具体的な行動を書き出す
* ゴールが見えたらシュートを打とう
* 自分が書きやすい時間にやってもOK
* タスクはできるだけ細かく設定、「着手」したこと自体を褒めてあげよう
* 蛍光ペンによる「色分け」でモチベーションがアップ
* 仕事だけでなく、資格試験や自分の夢の実現にも使える
第4章――心が弱ったときでもモチベーションが継続する!「人生右肩上がりマップ」
* 心に刺さった「販売外交の神様」のひと言
* 「人生右肩上がりマップ」で混乱から抜け出そう
* 週に1度、「ひとり作戦会議」で心の燃料を補給
* 1枚目は、「不安」をテーマに書こう
* 2枚目は、「不安の解決方法」をテーマに書こう
* 「いつ・どこで」ひとり作戦会議をするか?
* 「考える時間」と「行動する時間」を完全分離しよう
* 3枚目は、「いまやりたいこと」をテーマに書こう
第5章――ここぞ! というときにスラスラ出てくる!「キラートーク大辞典」
* 大坪式「超効率的」勉強法
* 「ランチェスター戦略」にゾクゾクした瞬間
* 3000行のうち1行でも気に入ればOK
* 「キラートーク大辞典」に気に入ったフレーズを書く
* タイトルと著者名、気に入った箇所を書きとめるだけ
* 「5つの成功ツール」は読書2800冊、セミナー300回の結晶
* 「キラートーク大辞典」から生まれた『「売上に効く」読書十選』
* おわりに――そうか! 自分だってやろうと思えばできるんだ
* 「5つの成功ツール」はすべて同時に使おう
* 月曜の朝が楽しくなる「逆サザエさん症候群」
* 「やる!」と決めると気持ちはラクになる
* 「迷ったらやる!」の原則
おわりに そうか! 自分だってやろうと思えばできるんだ
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◆モチベーションを継続させる3つの原則
(1)成果ではなく「行動そのもの」にフォーカスすること
(2)「行動するための」時間と、「考えるための」時間を明確に分けること
(3)最大の原因である「混乱状態を整理」すること
◆16分割習慣スケジュール帳
・1日を4マス(1マス2時間)として、月曜~木曜の4*4=16マスの「聖域時間」を作る
→コアタイムであり、営業ならお客様と面談する時間
・金曜日は予備マスとして、サポートタイムとする
→テレアポや、来週の予定を組む時間
・マスのルール
①マスのゴールをはっきりさせる
→具体的に何をするのか? を具体化させる
例)ヒアリング、打ち合わせ、見積もり提出
②マスの中でベストを尽くす
・外出しているマスはピンク、社内にいるマスはオレンジのマーカーを塗る
◆1日20ポイント獲得シート
・行動をポイント制にして、日々の行動を定量化する
→1日の目標ポイントは、簡単ではないが、ちょっとがんばればできるラインにしておく
・「ポイントを稼ぐ」ことにフォーカスして、仕組みに脳みそを預けて夢中で行動しているうちに、
気がついたら私自身たくましく成長していた
・お客様の意向は関係無く、自分の力だけでポイントを獲得できるので、安定的にたくさんの
行動を続けることができる
◆1日10分・目標を書くだけシート
・モチベーションを維持する仕組みであり、1日を大切にして、自分が目指す人生を楽しむために
効果的なツール
・4つのパート
①1日のタイムスケジュール
②テーマを進めるタスク+その他タスク
→行動をできるだけ細分化するようにする
③テーマを書き出す(最大10個)
→作業としては1番最初に行う
就寝前に自分が今何を達成したいのか思いつくままに書く
そして多くのテーマに影響を与えている「ツボ」を目立つように大きく印を付ける
④「○」のテーマを進める
→③で見つけた「ツボ」の明日できることを9~16個書く
・モチベーションとは「自分自身と対話し、自分の取り組んでいる仕事に対して積極的意義を見つけ、
そこに希望を見出すこと」
◆人生右肩上がりマップ
・マインドマップのような要領で、左下を起点として、右斜め上に書いていく
・書く事は3枚
①「なぜ不安なのか」「何に悩んでいるか」
②「不安の解決方法」
③「いまやりたいこと」
※いずれも、仕事、人間関係、健康に分けてみると良い
・2枚目でみつかった問題解決のアイデアは、「1日10分・目標を書くだけシート」戻って反映させ
日々の活動で実行する
・時間と場所を決めて、1週間に1回は「考える時間」=「ひとり作戦会議」を開く
◆キラートーク大辞典
・気に入ったフレーズや気づきを書き溜めるシート
タイトル・著者名・気に入った箇所を書く
・日々の勉強を一言ずつでも蓄積していくことで、大きな成果が生まれます。学びの記録として
「キラートーク大辞典」を使うことで、数年後の自分に贈る大きな宝物となる
◆成功に達するための最も効率的な方法
①目標が挑戦にするに足るかどうかを検証する
②次に「やる」と決めて実行する
③大量の行動しつつ、試行錯誤しながらよりよい手段を探っていく
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