その浜口さんはすでにいくつかの本を出されており、最近では村尾他隆介さんとの『My Credo
今回のこの本では、表紙にも書かれていますが、
「思い込み」を捨てよう
ということで、自分が変われない「思い込み8つを挙げられています。
「自分にはできない」
「失敗しちゃいけない」
「仕事は嫌なこと」
「運はコントロールできない」
「お金は汚いもの」
「自 分らしさは悪いこと」
「成功しないと幸せになれない」
「自分は一人で生きている」
この8つの思い込みを捨てることができれば、きっと本当の自分で出会えるでしょうというのがこの本の趣旨になっています。
自分的には、この8つについてはいずれも理解している部分であり、目新しさはそれほど多くなかったのですが、「ゼロの習慣」ということで書かれている「何かを足さないと成長は出来ない」という思い込み。
これは確かに自分自身もっていたことであり、
「人は誰もが、本当にすごい力を持っています。
だから、その力を解き放つことがさえできれば、人生は簡単に変えることができる」
という部分は、自分自身考えさせられました。
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目次
ゼロの習慣 「何かを足さないと成長はできない」
という思い込みを捨てる
【ストーリー】エレファント・シンドローム
数千人の起業家を見てきて、初めて気づかされたこと
多くの人の成長を阻害しているメカニズム
足していかなきゃ成長できないという思い込み……など
第1の習慣 「自分にはできない」という思い込みを捨てる
【ストーリー】自分を守るための扉
大切すぎて、触れられなかったもの
「自分にはできない」という思い込み
気球の法則……など
第2の習慣 「失敗しちゃいけない」という思い込みを捨てる
【ストーリー】バラクーダ・シンドローム
魅力のある人が持っている、たった一つの特徴
やらないということにもリスクがある
落ち込んでしまう自分に落ち込まない……など
第3の習慣 「仕事は嫌なこと」という思い込みを捨てる
【ストーリー】大人の背中
「嫌なことをするからお金がもらえる」という思い込み
仕事は人生のセンターピン
【ストーリー】小さな会社の社長が教えてくれた大切なこと
仕事で遊ぶ人たち……など
第4の習慣 「運はコントロールできない」という思い込みを捨てる
【ストーリー】雪が降っても自分の責任
何をやってもうまくいかない時につける薬
なぜか、覚悟は伝わる
幸せの種をふりまきながら生きる……など
第5の習慣 「お金は汚いもの」という思い込みを捨てる
【ストーリー】冷凍人間が見たお金のいらない世界
私たちが本当に交換し合っているもの
お金から自由になった瞬間……など
第6の習慣 「自分らしさは悪いこと」という思い込みを捨てる
【ストーリー】ネクタイをはずして、本当の成功の意味を知る
「人と違うことをするのは悪いこと」という思い込み
自分らしさとラクをすることは、ちょっと違う
【ストーリー】N倍で拡大していく先に見えた、上場をやめること……など
第7の習慣 「成功しないと幸せになれない」という思い込みを捨てる
【ストーリー】幸せの神様
幸せ探しの迷子になる理由
がんばる人ほど、幸せから遠ざかってしまう理由
【ストーリー】妻が教えてくれた、小さな幸せ……など
第8の習慣 「自分は一人で生きている」という思い込みを捨てる
【ストーリー】天国と地獄への見学旅行
たった一つの違いが、すべてを変える
与える者が与えられる「ギブ・アンド・ギブン」の考え方
【ストーリー】ありがとうのキャッチボール
自分を大切にするには、人を大切にする……など
エピローグ 8つの思い込みを手放せば、
あなたの「真っ白な場所」が見つかる
心の翼をひろげて
小さな、しかし偉大な一歩を!……など
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心の壁(意識の壁)を「メンタルブロック」と呼びます。メンタルブロックを持っていると、二つの相反する意識が引っ張り合いをして、動けなくなってしまいます。
常識は「正しいこと」ではありません。常識とは、ある時点で世界の中の多くの人が「正しいだろう」と考えていることです。世の中の大多数が、正しいと思い込んでいることにすぎません。
自己効力感というのは、自分のやったことがしっかりと作用する、自分のやったことが働いて何かの結果になって返ってくる、そういうことを実感できる力です。「運を味方に付けている人(成功者)」は、必ずこの自己効力感を持っています。だからこそ、アクションを起こせるわけです。
「心の翼」の見つけ方
My Credo

