ビジネスブックマラソンの土井英司さんや、ビジネス選書の藤井孝一さんがおすすめしていたこともあり、読んでみたのですが、評判通りの良い本です。
スタンフォード大学で教鞭をとっているティナ・シーリンク女史が、息子が16歳の時に、「社会に出たときに知っていればよかった」と思うことを息子に伝えたいと思い、つづった覚え書きのリストをまとめたものです。
といっても箇条書きに必要なことを書いているのではなく、副題に書いている「集中講義」ふうに、生徒に語りかけるように書かれていますので、読んでいて心地よく感じます。
自分も学生の時に、この本に出会っていればとつくづく思いました。
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目次
第1章 スタンフォードの学生売ります
自分の殻を破ろう
第2章 常識破りのサーカス
みんなの悩みをチャンスに変えろ
第3章 ビキニを着るか、さもなくば死か
ルールは破られるためにある
第4章 財布を取り出してください
機が熟すことなどない
第5章 シリコンバレーの強さの秘密
早く、何度も失敗せよ
第6章 絶対いやだ! 工学なんて女がするもんだ
無用なキャリア・アドバイス
第7章 レモネードがヘリコプターに化ける
幸運は自分で呼び込むもの
第8章 矢の周りに的を描く
自己流から脱け出そう
第9章 これ、試験に出ますか?
及第点ではなく最高を目指せ
第10章 実験的な作品
新しい目で世界を見つめてみよう
感謝の言葉
註
解説「異質なこと」をする能力
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20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
