テレビ東京系で放送されている「ガイアの夜明け
」を毎週楽しくみています。
先週と今週はシリーズ「デフレと闘う」と題して、先週は格安に走るお店。そして今週は格安に走らないお店を紹介していました。
私個人としては、格安に走らないお店に非常に共感を覚えます。
それは自分自身、「価格で勝負したものは、いつか価格で負ける」ということを営業経験から感じているからです。
今の時代「お客さまは安い物をしか求めない」ということで、とにかく安く売るためには、どうやって安く仕入れるか? ということを考えます。それが確かにそのときはお客さまのためにはなっているのでしょうが、結局それは自分の首を絞めているだけなんですよね。
どんどんどんどん安い製品を案内していくと、お客さまは安いのが当たり前。という感覚に陥ります。しかし品質については「安いから仕方がないよね」とは思いません。思ってくれる人もいるでしょうが、品質についてはそれなりを求めてきます。
そうなると企業は価格と品質の狭間にはまってしまい、そのときは売れても、結局その後返品なり、クレーム処理、または客離れが起こり、長い目で見るとマイナス以外の何物でもありません。
今自分が働いている会社がまさに最悪の状況に入りつつあります。
昨年から、会社方針は「とにかく安い製品の展開」
その結果、会社としては一時的な粗利は確保できたようなのですが、シェアは大幅にダウン。
この先は、どうなることやら????