『すごい! メモ術』 中島孝志 | kottsunのLogノート

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いろいろなビジネス書を書かれている中島さんが、2005年に書かれたメモ書きに関する本で、仕事の達人から聞いたことや、実際中島さんが使われているメモ術が おおきく5つに分けて書かれています。

①考える力を鍛える
②段取る力をアップさせる
③発想する力を生み出す
④時間を活用する力を発揮させる
⑤人を動かす力をつける

時代が2005年ということもあり、デジタル機器に関するメモ術のことは少ないですが、メモの基本は紙なので、十分学ぶべきことが多い1冊です。

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目次

第1章 「考える力」を日常的に鍛えるメモ術

第2章 「段取る力」を驚異的にアップさせるメモ術

第3章 「アイデアを生み出す力」が次々わき起こるメモ術

第4章 「時間を活用する力」が効果的に発揮できるメモ術

第5章 「人を動かす力」が知らず知らずに身につくメモ術
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・仕事ができな人は考えるときはじっと立ち止まったまま。下手すると、ずっと考えたままそこから動かない。一方、仕事ができる人は歩きながら考える(=「考動」と呼ぶ)。


◇メモの持ち味は「ぼんやり」を「はっきり」させること
中島流メモ仕事術
①まずはテーマは何かを書いてみる
②やるべきことをリストアップする
③全体構成(段取り、シナリオ)を考える
④段取りを分類し、作業ごとにスムーズな展開を図るための要素をリストアップする
⑤段取りに従って、やるべきことを実践する


◇手帳に記入しておくべきリスト
①To Do List
・何をやりたいのか
・何をやるべきか
②To Be List
・どんな人になりたいのか
・どんな状況にしたいのか
③To Have List
・何がほしいのか
・何があれば便利か
④To Meet List
・誰に会いたいのか
・どういう人と会うべきか
⑤To Study List
・一番勉強したいことは何か
・自分の生涯学習は何か


◇ノートの取り方、メモリ方
中島流ノートの使い方
①最初のページは使わない。2ページ目から使う。
②左右見開きで使用する
③左ページの左端部分(2センチほど)に等間隔で10分ずつ刻んでおく
④左ページの残りは中央部で上から縦線を引く
⑤発言はその左側にノートする
⑥左ページの右側には自分の意見、感想、疑問、質問などをノートする
⑦スペースの広い右ページは、話を聞いてひらめいたアイデア、企画、連想したことを自由にノートする。落書きでもかまわない。この右ページはアイデアの宝庫だから、スペースを多めにとる
⑧ノートするコツは箇条書きが基本。イラスト、漫画を描いてもいい
⑨数字、固有名詞は正確に書く
⑩略字、記号、図解などを駆使する


35歳からの人生改造ノート  ~将来を良くするため、自分を創る努力~-中島流ノート術


◇捜し物をすぐに発見できる「インデックス・メモ術」
中島流インデックス・メモの活用術
①書類、資料などをファイルに入れて整理する
②ファイルにタイトルをつける
③ファイルが集まったら、タイトルごとにグルーピングし、ナンバリングをふる
④グループが集まったら、さらにグルーピングし、タイトルをつけ、ナンバリングする
⑤あとは、①~④までの整理作業を繰り返す

すごい!メモ術 「ビジネス力」をアップさせる達人たちの手の内を盗め! (JBシリーズ)/中島 孝志
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■最後に、自分はどう変わるのか?
手帳に記入するべきリストを作成する