『ビジネス本読破術』 本多正克 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。


ビジネス本を使っていますか? 


ビジネス本を読み、それをアウトプットとしてブログなどにアップしていますが、それだけでは
甘い!! と教えてくれたのがこの本。

本当にその本の内容を吸収するには、たんにその本の内容をまとめるのではなく、その内容を
実践で使うこと。もしくは使える物に自分で組み替えることが必要。

例えば、営業マナーに関する本を読んだのであれば、それを自分なりの「営業チェックリスト」
をExcelなどで作成し、使えるツールにしてあげる。

他にもプレゼンテーションを行なう必要があるなら、プレゼンテーションでキーとなる部分だけを
ピックアップし、それを元にプレゼン資料をつくるなどの実践方法が、この本の第1章には書かれて
います。


本に書かれていることを全部やろうとするから挫折してしまうのです。
全部やらずに今の自分にとって必要なこと、出来る事だけを徹底的に
取り組めば、
何らかの効果は出るはずです。

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目次

はじめに

序章   「情報」を「儲けのアイデア」に変えた読破術

第1章   必要なページだけが見付かる本の使い方

第2章   本を使う仕組みをインプットせよ!

第3章   本屋で「アイデアの種」に出会う技術

第4章   パラパラスキャン「読破術」を可能にする3つの鍵

第5章   忙しすぎる人ほど相乗効果を生み出す読破術
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☆ビジネス本の読破術に必要な3つの鍵
  ①キーフレーム = 自分の頭の中に意識として持っておくべき物
             例)達成したい目標や理解したい問題、課題
  
  ②キーページ = 何かひっかかるページ、使えそうなページ

  ③キーワード  = 重要な文章や言葉


☆「本を使う」とは?
  ・ページの耳を折ったり、線を引いたりして、今度は具体的に自分の行動に落とし込むために、
   自分の仕事に関連させたり、置き換えて考えるといった作業をする

  ・全部を読まずに、いかに良質な、自分に役立つ情報だけをピックアップするか、つまり情報を
   ドリップ(抽出)することなのです。


☆キーワード変換
   本を読んで、きちんと内容をまとめたりしてきたという人は、おそらくアウトプット止まりなのかも
   しれません。そういう人がいれば、ぜひ、自分の使いやすいメモやチェックシートを作ることに
   取り組んで下さい。

   コツ →キーワードを抜き出してメモを作るだけでも十分。そこで使いにくさを感じたら、
        もう少し工夫してみる。


☆PDCAサイクル
   P(計画) → キーフレームの設定
   D(実行) → キーページ、キーワードからメモやツールを作って、実際に行動に移す
   C(評価) → うまくいかないことがあるから、メモやツールを修正
   A(修繕) → 修正したものに基づいて行動する


☆その他
  ・本を読んで必要なものを抽出して、自分なりに「いかに使うか、使いこなして行動に移すか」が大切

  ・「その時の自分の身の丈にあった本」、「その時の自分が必要としていることが書かれている本」を
   選ぶことを心がけています。言い替えれば、今の自分が出来ること、出来ないことを明確にして、
   このときの自分が学ぶのは無理だと思ったことは、勇気を持って先送りしてしまうのです。

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