『仕事の見える化』 長尾 一洋 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

 小飼弾さんの『弾言』を読んで、仕事での日報を自分だけでもつけようと決めました。でも
どのようなことを書けば良いのか? 単に日々の行動結果を書くだけでよいものだろうか?
と考えていたときに見つけたがこの本。
 自分が今学びたい「見える化」ということについても書かれており、非常に参考になりました。

 今回はこの本に書かれている「日報」に関するところを、自分なりにアレンジして、自分の
日報メールのマニュアル書的役割になるよう、以下書いて行きます。
(そのため本の内容とは少々それる部分もあります)

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目次

CHAPTER1   会社の未来を「見える化」する

          1 見える化は未来から始める
          2 未来の見える化、ビジョン検討会議の9ステップ
          3 会社の未来をみんなで共有する

CHAPTER2   現場の仕事を「見える化」する

          1 現場の仕事が見えてますか?
          2 「見える化日報」を導入しよう
          3 毎日書く事で、仕事の密度が上がる!
          4 誰もが見られることで、コミュニケーションが深まる
          5 再利用できることで、顧客情報が蓄積される

CHAPTER3   「見える化日報」で仕事が変わる

          1 「え、そんなふうに感じてたの?」の見える化
          2 「これからどうする?」の見える化
          3 「この仕事、どうやっているの?」の見える化
          4 「この仕事、どう教えるの?」の見える化
          5 「次はどんな仕事が来る?」の見える化
          6 「こんなことで困った!」の見える化

CHAPTER4   社員の頭の中を「見える化」する

          1 「どう考えたか?」の見える化  【事実】【推察】【次回】
          2 「今日はどうだった?」の見える化  【報連相】
          3 「どう感じたか?」の見える化  【成功】【問題】【対策】
          4 「やる気になっているかどうか?」の見える化
          5 「ありがとう」の見える化  【上司のコメント】
          6 リアルのコミュニケーションが深くなる

CHAPTER5   顧客の頭の中を「見える化」する

          1 顧客がどんな相手かを知る
          2 顧客の判断基準を知る
          3 顧客が見えると、みんなで対応できる
          4 非営業部門の顧客対応が変わる!
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◆なぜ日報が必要なのか?
  現場の仕事を「見える化」するため!!


◆紙ではなくメールなのは?
  本来日報は同じ課の人にメーリングリストとして配信するのが非常に望ましい。
  しかし今回は、まずは自分の行動を見える化させるために、日報を書くことにする。
  それならエクセルを使って書いても良いのだが、メールだと以下のメリットがある
  
①どのPCからでも書ける
    エクセルファイルだと、保存したPC、もしくは保存しているUSBメモリがないと大変だが、
    GoogleのGmailを使っていれば、どのPCからでも入力可能
  
②仕事で作った資料(パワーポイントやワードデータ)を日報メールに添付することが出来
    るので、どのお客様にどんな提案をしたのか? が分かりやすい。

  ③Gmailを使えば、どの場所からでも日報データを引っ張ってくることが出来る.
また検索しやすい。
  
    
◆見える化日報は2種類
  (1)顧客カルテ  →お客様1件ごとに1通メールを書く
    ①【事実】 商談内容を書く
    ②【推察】 商談中に感じたことを書く
    ③【次回】 次回の予定、次回に何をするかを書く
    
  (2)日々の記録 →1日の業務をまとめて1通メールを書く
    ①【報連相】 上司への報告、連絡、相談を書く
    ②【成功】   その日の仕事で「成功」と感じたことを書く
    ③【問題】   その日の仕事で「問題」と感じたことを書く
    ④【対策】   問題に対してどんな打ち手を考えているのかを書く

 
◆見える化日報の件名の書き方
  (1)顧客カルテを送信する場合
     「【顧客カルテ】」、「日にち」、「顧客名」を記入
     例)【顧客カルテ】090720/A商事

    →頭に【顧客カルテ】と付けておけば、お客様からのメールと混在することもない
      ※メールの受信箱の下に【顧客カルテ】フォルダを作り、自働割り振り機能を活用する

  (2)日々の記録を送信する場合
     「【日々の記録】」、「日にち」を記載


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