が書いた本であるということ。普通「24歳の学生」が書いた本となると、本当に大丈夫か? と
思ってしまうのですが、著者の原田さんは19歳からビジネスを始め、あの神田昌典さんに本の
推薦文を書いてもらったというほどの人。そんな若くて才能ある人の人脈術とはどんな物なのか?
という興味本位で読んでみました。
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もくじ
まえがき
1章 人脈オンチ、人脈に目覚める
2章 ありえない人脈術の基礎知識 ~自分史と合いたい人のリストの話~
3章 会いたい人と出逢える! 人脈構築の6つの魔法
4章 「人脈力」で出逢いを引き寄せる ~本質的な人脈力をつけるための自分進化論~
5章 無限に広がる人脈の法則 ~感謝リストが生む人脈の善循環へ突入せよ~
あとがき
参考文献
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◆人脈を作るにあたって重要なこと
・付き合いたい人、付き合いたくない人を選ぶ
・何のために人脈が欲しいのか? (目的)
その目的を達成するためにはどんな人に会いたいのか? (手段)
その人はどんな人か? (具体的・絞り込み)
その人に会うためにはどうしたら会うことが出来そうか?(方法)
その人にどうしたら自分のことを覚えてもらえそうか?(成約)
を自分自身に質問して明確にすること。
◆自分史と会いたい人リストを作る
・自分の良い所を知っているから、人と出会ったときに、自分の価値を相手に伝えることが出来る。
そのため「自分を知る」ことから、人脈作りは始まる。
・自分史は、①仕事(学校) ②プライベート ③恋愛 ④趣味・特技 の4つのマトリクスに分け、
時系列で書き殴っていく。
そうすることで「自分」の姿を俯瞰した形で理解することが出来る
↓
そこから
①自分の優れていることはなにか?
②そのスキルや特技は相手にどんなメリットを提供できるのか?
③自分の優れていることで実現した実績はなにか?
を語れるプロフィールを書く
・「こんな人に会いたい」という想いを、会いたい人リストという形に、言葉にして表すことにより
それまでぼんやりとしていた「会いたい人」の実像を意識化に置くことが出来る
◆会うための具体的な行動
(1)交流会に参加する
→名刺交換した数ではなく、その後にいかにつながっていくかという点が重要
(2)メールを打つ
→メールで出逢う最大の秘訣は、顔が見ない分、いかに文章からあなたの人となりを感じ
させるか。そして相手に対するメリットや、感情を伝えること。
(3)セミナーに参加する
→セミナー前に、挨拶メールを送ったり、講師の出している本などを読んでおいて、感想メール
を送っておく。そして、セミナーで実際に会う。その際に、自分がメールを送っている本人だと
告げると、たいていの方は非常に驚かれ、喜んでくれる
(4)電話をする
→声をかけると、一気に距離を縮めることができる
(5)紹介してもらう
(6)偶然出逢う
◆出逢いについて
・人とで会う前には「予習」と「準備」ですべてが決まる
「予習」-その人のブログや本などを読んでおく
「準備」-相手が受けて喜ぶ話や、本の感想などを持っておく
・名刺
もらった名刺には
①いつ ②どんなところで知り合ったか ③どんなことを話したか ④その人の特徴や、
印象的だったこと ⑤紹介者の名前 などを書いておく
そして自分が出す名刺は、自分のオリジナル名刺も用意しておき、場所に応じて会社の名刺、
個人名刺を出すようにする
◆自分を進化させる
・メールの署名欄には『いつもありがとうございます』と入れておく
・言葉というのは、その人の魅力を表すもの。だからこそ、自分の中に言葉のストックを増やして
貯めておく必要がある
・ビジネスの現場でも質問は常に具体的にしなければならない。答えにくい質問をしたなと思ったら
すぐに言葉や表現を変えて聞き直してあげること。
・価値ある情報発信というのは、あなたのコア・専門性を、言葉に換えて発信していくということ
・相手にはっきりと言うことは大切。ですが、そのときにもっと大切なのは相手へのリスペクトです。
これがないと、本音は、ただの批判になる
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