「ウェブ時代 5つの定理」  梅田望夫 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

成功した人の言葉(ここでは第1級のビジョナリーたちの名言)というのは、読んでいて

なにか熱いものを感じ、やる気がもらえるような気がする。

この本ではそんな名言を以下の5つに分けて記載されている

第1定理 アントレプレナーシップ

第2定理 チーム力

第3定理 技術者の眼

第4定理 グーグリネス

第5定理 大人の流儀


ベースとなるのはシリコンバレーの住人の言葉が多いため「自分ももっと技術を持って

いれば・・・」を思わせるケースが多々あるが、いつかこれの営業版もあれば面白いなぁ

と思う。

ちなみにこの本で自分が一番残っている言葉は、スティーブ・ジョブズの言葉を除くと以下

「すごい」だけじゃ不十分だ。
いつも期待されている以上の結果を出せ。
グーグルは「ベストである」ことを
到達点と甘んじない。
それはあくまでも出発点だ
<グーグル10箇条の10>


・もっと知りたい、もっと深めたいという飽くなき探求心と情熱とやる気にあふれている人の
周辺には、つねに高揚感が漂っています。アントレプレナーシップの本質とはそういう物です。

・ベンチャーの出発点には
①推進力の中心になる創業者
②タフで優秀な技術者
③マネジメントに長けた人材
が必要

・次に何をどう改善すべきかに、幹部の経験ゆえの直感や政治的判断をもってするのではなく、
徹底的にデータを集めて分析し、仮説をつくって検証するという思考を基礎に据える

・ネットが負けるほうに賭けるのは愚かだ。なせならそれは、人間の創意工夫と創造性の敗北に
賭けることだから。 -エリック・シュミット

・細部で手を抜くような発想をとことん嫌い、非常に細かいところまで目配りされたトップのこだわり
は、新しいものの創造に必要不可欠です。

・新しい時代のマネジメントの黄金則
①データを徹底的に集めファクトをしっかり把握したうえで行う合理的な思考
②情報共有を徹底したうえでみんなの合意によって行う意志決定
③質問によって運営することでつくるイノベーションを生む風土

・ウェブ世界においても、「自分は何者で、どういう姿勢で発言をするのか」という、パブリックな
場での自己表現、身の処し方に意識的でなければなりません。

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