即Get.。最初はこんなことわかっているよ。という内容だったのですが、読み進むに
つれ、なるほど! と思わせてくれる話もあり、ちょっとした経済学としては参考に
なりました。特に「子供の医療費の無料化」について。自分もどんどんやれば良いのに
と思っていたのですが、その考えを改めさせられました。
「一見すると、広く一般に利益がありそうな政策ほど、じつは広く一般に不利益しか
もたらさないことがる」という一言には考えさせられました。
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目次
第1章:ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどちらで買うべきか?
第2章:テレビやデジカメの価格がだんだん安くなるのはなぜか?
第3章:大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がるのはなぜか?
第4章:携帯電話の料金はなぜ、やたらに複雑なのか?
第5章:スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?
第6章:100円ショップの安さの秘密は何か?
第7章:経済格差が、現実にはなかなか是正できないのはなぜか?
第8章:子供の医療費の無料化は、本当に子育て支援になるのか?
最終章:身近な話題のケース・スタディ
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・広告やパンフレットは、あなたが賢い消費者であるのか、賢くない消費者であるかを、
企業側が見定めるために用意された「消費者能力テスト」であると意識する
・消費者が賢く買い物をするためには、自分が負担するコストはもちろんのこと、
店やメーカーなどが負担してくれているコストも含めて、いろいろな取引コストを
意識することが大切
・自分の能力をきちんと把握していれば、いくらでも仕事はある
・現時点の自分自身について、どんな面では大衆的な好み・能力・行動パターンを
持っているのか、どんな面では少数派なのかを自覚することです。そういった意味
での自己分析(自己評価)が正確であるほど、上手に生活できます
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