先日から阪神大震災の特別番組が放送されています。
震災を経験した人には、風化させてはいけないと、
語り継いでいかなくてはと思う人と、
もう思い出したくないなぁと思っている人がいると思います。
(これは、あくまでも私個人の考えです)
私は後者の方です。
1995年1月17日
被災者になりました。
どうしたらいいの?これからどうなるの?
先のことが考えられない時間がありました。
お子達にも、震災のことは何も言っていません。
お子から聞かれたら、答える程度の内容です。
ただ、人から親切を受けたことだけは伝えました。
震災が起こって2日くらい経ったときに、
救援物資が少しずつ被災地に入ってくる頃ですが、
まだ救援物資が届いていない地域にいました。
スーパーに何か食べ物を買いに行こうと出かけたんですが、
何もある訳がありません。
惣菜で、から揚げが数少ないですが、売り場に並べられました。
大勢の方が殺到しました。
もちろん私の手元には、から揚げはありません。
仕方なく帰ろうとしていたら、年配の女性の方から話しかけられました。
「運よくから揚げを2つもらえたから、1つ譲ってあげるね」って
私の空っぽのお買い物かごの中に入れてくれました。
エッ!?私は、びっくりしたので、「ありがとうございます」
という言葉をいうのに精一杯でした。
20年間思うことは、その親切な年配の女性の方に、
今一度、「ありがとうございます」と言いたいんです。
・・がどこの方かわからず、
びっくりしたので、女性の顔もはっきり覚えていません。
これからも、親切な女性の方にずっと感謝の気持ちは忘れません。
人に親切にされたから、恩返しに何か社会に貢献しなくてはと思いますが、
この私そんなことができる人間性はありません。
せめて思うことは、人に迷惑をかけないようにと思うことであります。
お子達にも、人には迷惑をかけない、できるだけ自分のことは自分ですることを
モットーにしていますが・・・なかなか・・・・!