父の事 母の事( No. 1,123 ) | 未来の私へ残すブログ

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気になった事や気になった物… 自分の言葉で思ったままに 書いています

お昼に 久々に作ったサンドイッチを

私にしては(?)大きな口を開けて

一口かじった時

数年前に亡くなった父親を思い出した


私は 父親との“接点”を あまり思い出せない

当時の実家の程近くに事務所があって

いつもいつも “そこ”にいて

家には 寝に帰ってくるって感じ

どちらかというと 人付き合いの苦手な

無口な人だったし

娘である私とも ほぼ会話らしい会話なんて

無かった気がする


だからこそ 今でも

父親はまだどこかに生きていて

あの頃と変わらず のほほ~んと

暮らしてるような気さえする


なぜ 急に父親を思い出したかって ……?

いつもは カッコつけてるのか

口を開けて 食事してるのなんて

私は見たことがない ……

と言うより 

父親と私とでは 食事の時間がズレていたんだ

帰宅した時は 飲んでるか 既に寝てるか

だから 正面で父親が食べ物を口に運ぶのを

覚えていないんだ


その父親も 晩年は

好き嫌いが多くて 手をつけない事や

気分がのらないと食べなかったりとか

そんな事があった人とは思えないほど

母親に言われながら 色々な物を口にし

以前は手を出さなかった様な物も

積極的に食べるようになった

そう …… 大きな口を開けて


ふと その時の父親の事を

思い出してしまった …… というワケで ……

そんなに 大きな口じゃなくてもいいのに

小さくして食べたらいいのに

…… って いつも思ってたけれどね


母親は 父親のために

食事を作るのが楽しみだった人だ

以前は どんなに手を加えても

一口も食べなかった事もあったらしい

それでも 母親は 文句を言いながら

また ドーンと作って

こんなに食えないだろうが💢

…… と 父親と口喧嘩してたのに遭遇したり

いらないとなったら 徹底的に手をつけず

キッチンに下げてしまうなんて暴挙にも

母親は 負けずに戦った(?)んだな(笑)


今は 作る相手も喧嘩する相手もいない

だからかもしれないけれど

最近 母親の作る料理が変化してきた

年をとったという事もあるだろうけれど

私が知ってる 母親の味では

ほど遠い ………
 

なんで

こんな事 思い出したんだろう ………

だから ………… ?