“戦争”のない世界へ( No.733 ) | 未来の私へ残すブログ

未来の私へ残すブログ

気になった事や気になった物… 自分の言葉で思ったままに 書いています

今朝の 新聞の1面は  昨日の歴史的な出来事の記事


我家の新聞は オバマ大統領が 被爆者と抱き合ってる姿だ


もちろん 私は それを LIVEで見ていた


歴史資料館には10分程の滞在であったとの事だけど


私は その後の 約17分に及ぶ スピーチを聞きながら


いろいろな制約がありながら ここまで時間を割いて話すということに


ちょっと 感動すら覚えた


謝罪の言葉は みつからなかったと 各局は報道してる


広島滞在時間は 約50分あまり ………


被爆者やその関係者の方々は 物足りなかったかもしれない


けれど 現職のアメリカ大統領が “ここ”に来る ……ということは


つい この間までは 想像もしなかった



いちばん落ち着いた通訳のテレビ局を選んで


私は じっと 聞いていたのだけれど


今 こうして オバマ大統領が 世界に発信する事が


大きく 歴史を動かす事になるのではないだろうか


いや ……… そうであってほしい



個人的には 長崎にも 行って欲しかった


オバマ大統領の任期は あと8ヶ月だという


“現職大統領”としての長崎訪問は無理だろうけれど


いつか 長崎の街も 見てほしいと 思った



私自身 広島には 仕事で 1度行った事がある


日が暮れた頃に広島入りし 翌朝から夕方まで仕事


そのまま 帰京…… というタイトなスケジュールだった



申し訳ないけれど あの時は 原爆ドームも平和記念公園も
 

行く事が出来なかった  


言い訳にしか なりはしないけれど …………


テレビ画面の中でしか 見たことのない “あの場所” ………


あの日 確かに すぐ近くまで行ったのに


私は 混んだ市電の中で “今”だけと 闘っていたんだ



この日本で 広島に何が起きたかは知っていても


その広島の地で 手を合わせた事がある人は


いったい どれくらい いるのだろう …………



アメリカという国に どんな“思惑”があるのかは わからない


疑いだしたらキリがない


けれど かの 原子爆弾を投下した国の若者たちが


広島を訪れ 涙してくれたりしている


どれだけの理解をしているのかは 不明だけれど


少なくても その時だけでも “当時”に思いを馳せてくれたはず ………


私は 当事国の人間なのに こうやって のほほんと


こういう時にだけ 広島・長崎を思い出すなんて ………




今度は ……… 通りすぎる事なく


きちんと 広島を 歩きたい


その時は目をそらさずに ちゃんと向き合えたらいいな ………


痛ましい過去やこれからの“在りかた”に ………



私たちは その過去の上に 生きているんだから ……