昨日の母親の事( No.647 ) | 未来の私へ残すブログ

未来の私へ残すブログ

気になった事や気になった物… 自分の言葉で思ったままに 書いています

今朝も  朝焼けが綺麗だ……………


昨日は 私の住んでる地域に 雪が降るかも……と予報が出てたけど


私の 良からぬ考えのせい(?)で 降らずに済んだらしい……


皆さんの お住まいの所は いかがでしょうか ………



……… と いうことで 昨日は 母親の所へ行った


それでも 朝早くに行って 「雪が降るから」と 早々に退散してきた


自分が 凹んでいる時は 何をしても集中できない


母親は テレビを見ながら  やっぱり話を“昔に戻す”………


「 アンタ だって あの時 〇〇やってくれなかったじゃない…」


はいはい …… また その話か ………


何度 説明しても 理由をわかってはくれない


しかも…… 私が結婚するずっと前の出来事だ………


母親にとっては “昨日の事”のように思うのだろうか



もちろん…… 母親はまだ“認知症”ではない


ただ…… 世のお年寄りと同じように つじつまが合わない話をしたり


ふっと やる事を忘れたり 間違えたりする……



昨日も インスタントの春雨スープを私に作ってくれた


「 私 最近 薄味にしてるから アンタには“甘い”かもしれないよ」


別に 袋を開けて 春雨とスープの素を入れるだけの簡単なものだ


だけど…… 一口 飲んだら


甘い………… 本当に“甘い”のだ


何の事はない…… スープの素だと思って 目に入った袋(?)を


入れたら…………  私が先日持って行った“柚子茶”の袋だったみたい


一応  「本当に“甘い”」と 母親に確認させて


手を尽くして まあまあ飲めるものにした…………


ここで怒ったら 母親がいつまでも気にするから


「“甘い”って 言っても まさか 本当に甘いとは思わなかったぁ」


と ふざけ気味に話していたら


少し安心したように……「 やんなっちゃうねぇ…」



耳が遠くなったり  足腰が痛くて遠出が出来なくなったり


ちょっとしたことが不自由になったりしてることを


母親が1番 よくわかっているんだ


私は 母親の年齢の時には 母親より重症になるかもしれない



私が帰るとき


「 気をつけなさいよ 足元に……」と言いながら


私のマフラーや コートの裾を直そうとする


「 いいわよ…」と言おうとしたのを 飲み込んで


そのまま 母親に直してもらった


こういう事で……母親は“母親”をキープしているのかなと思ったから


子供のために 食事を作る事


子供のために 部屋を暖める事


子供のために 子供の身なりを整えてやる事


今では もちろんひとりで全部をやりこなせる


けれど……“親”というものは


いつまでも“子供”に手をかけていたいのだろう



「 もう いいから …」ではなく


ゆっくりと時間をかけて してくれることを


こっちも 余裕を持って 待つことも必要かもしれない


それで…… 母親が 「 私はこの子の母親なんだ」と自覚して


ホッとできるのであれば ………………