日頃の運動不足を すこ~~~しだけ 解消するために
隣の駅まで歩いて買い物に行ってきた

太陽が出なかったおかげで 暑くはなく 快適な散歩を楽しんだ
この辺りは緑がけっこう多くて
暑い盛りには 蝉の大合唱 今は秋の虫の鳴き声が響いている
少しずつ枯れ葉の始まりのような大木もあり
金木犀の花の香りも漂って来た………
『 秋だなぁ…』と思ったその瞬間
私の前を歩く小学生の2人の男の子のひとりが
男の子A 「 いやぁ~ 〇〇クン(もうひとりの子…だろう)秋ですなぁ~」
男の子B 「 本当に… 最近は暖かい物が旨いよね~」
A 「 昨日 お母さんが“グラタン”なんか作るから 『今日はそ~いう
気分じゃないのに…』って言ったら 怒られたんすよ~

B 「 そうなんだよね~ “おでん”とか“けんちん汁”だよね~

……… は、はぁ、そうですか ……
こんな小さな子供なら “クリームシチュ-”とか言いそうな物だけど
きっと彼等のお母さんは “おでん”や“けんちん汁”を
美味しく作るんだろうな
子供がいる友人は 「こっちが一生懸命手をかけて作っても
“ハンバーグがいい”だの“ピザ食べたい”だのって ………
泣きたくなっちゃうわよ」と 嘆いているのに……

いずれにせよ “彼等”も秋を感じているんだね



信号が 赤から青に変わる
まだ少し大きめの“彼等”のランドセルをカタカタさせながら

横断歩道を駆けて行く
「 じゃね~ バイバ~イ」「うん また明日ね~」と手を振り合って
“生意気クン”達は 消えていった
私も ひとりの子と同じ方角へと歩きながら
幼稚園の花壇に 金木犀の花を見つけて 思う
『 秋だねぇ… 今日 我が家は“野菜スープ”にしようかな…』