土曜日に 早々に 母親に会いに行き
父親の墓参りも済ませた
私は 母の日だからと「 カーネーション 」を渡すのが嫌で
毎年 母の好きそうな花を選んで持って行く
母親も 「 どうしてみんな カーネーションにこだわるかなぁ…」と言うしね
だから今年も 花菖蒲・芍薬・カサブランカ を買っていった
母親は 嬉しそうに 大きな花瓶に生け 楽しんでいた
前から 靴が壊れて 歩きにくい … と言っていたので
近くの店に連れて行き 『 母の日 』だからと プレゼント した
「 もう … いいのに … 」と言いながら
何度も 手にして 眺めていた
私は しょっちゅう こうして 訪ねて来られない
それは 『 場所 』の事もあるが 『 私 』の問題もある
会えば 「 話し相手がいなくて淋しいだろう 」とか
「 常に ひとりは 心細いだろう 」とか
頭では わかってあげられるけれど
やっぱり 『 自分がいちばん 』で 自分の気分が 優先される
「 今日は行きたくないなぁ 」「 面倒くさいなぁ 」とか …
忘れてる訳では もちろんないけれど
思い出すと 申し訳ないけど 気分が重くなる事も事実
自分が『 男 』で あったなら 少しは違っただろうか … なんて
最近は 考えてしまう
私が できることって なんなのだろう … ?