母の事(No162) | 未来の私へ残すブログ

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気になった事や気になった物… 自分の言葉で思ったままに 書いています

今 こんなことを急に思い出した

母親と年末年始で温泉に出かけた

「配偶者」の母親とも一緒の旅だったが

幸い(?)な事に 別々の部屋で

正月を迎えた

それまでは 父親を亡くしてから
急に 「心」の疲れが出たようで
それが身体中あちこちの痛みに変わった感じで
電話で話すたびに
「あっちが痛い こっちが痛い」
「何も食べたくないけど…」

しかし 口うるさい私のような娘でも
そばにいると安心するのか
少しずつでも食べている

義理の母は息子と「紅白」を見ているうちに
私たちは温泉三昧だった
あ…言っておくけど 義母が自ら
「温泉にはもういい」と言ったのだから
わざとではない事を付け加えておきたい

寝るまで 3度の温泉
でもなかなかのいいお湯だった

母親は 気持ちも良かったし
安心もしたのだろう
「紅白」が終わる前に いびきをかいて
ぐっすりと眠りについた

今でもあの時の話になると
「楽しかった~いいお湯だったし」と
何度もくりかえし
「あんなによく寝たの どれくらいぶりかしら?」

今はまたひとりぼっちにさせてる
夜もよく眠れないという

わかってる 心細いんだよね
こんな私でも 話射手がいるのといないのでは
ちがうんだね

義母も息子と一緒で 熟睡したようだった

私の母は父親の「死」を まだ完全に
受け入れられないようだ
だけど どこかで もう自分には「私」しかいないと
観念してるんだろう

私だって身体は1つしかない
家の事 仕事の事 そして母親の事
義母や「配偶者」の事は そちらの親戚や
「配偶者」の兄にお任せだ

何を言われても そちらの勝手な事情とやらに
私たちを「まきこまないで」



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