「虫刺され また掻き壊し 風呂しみる ……Tーーー!!! 助けてえええ!!!」
「ことりは学ぶって言葉知ってる?」(でも来てくれる)
「知ってる〜。……そういえばTって漢字読めないし書けないんだよね? 『学ぶ』って書けるん?」
「書けな〜い。けどことりに漢字見せてもらえば……」
「ほい」(一瞬だけ脳内表示)
「あーはいはい、カタカナの『ツ』、『ワ』、同じひらがなが続くときに使うこういうやつ(ゝ:踊り字と言うらしい)、んで、ひらがなの『も』」
「ひらがなの『も』w ……ていうか待って、Tひらがなとカタカナは読めるようになったの!?」
「読めるよ〜」
「おぉ……知らない内にTが進化してる……」
「まああんだけ毎日触れていればねえw でもまだ漢字は読めない書けな〜い」
「漢字はな〜、種類が多すぎるからな〜。……自分の名前の漢字くらいは分かるようになりたい、とかある? 教えよっか?」
「あ〜それはいいよ」
「あ、そう?」
「名前の漢字の意味は知ってる……教えてもらってるからね。形が分からなくても中身が……書けなくても意味が分かってたら、それはそれでよくない?」
「あーまあ……?」
(うーん呼吸苦しいなあ……あ、喉腫れてるからか)(←喘息持ちだから尚更)
「今、なんて?」(後ろからことりの肩を掴む)
「ヒッ、あ、なんでもありません!」
「なんでもないじゃないよどうしたお兄ちゃんに話してごらん(^^) ……喉がどうしたって?(低い声)(真顔)」
「ナンデモナイデス」
「……ちょっと署まで来てもらおうか」
「あああああー!!!」(連行)
厳重注意くらいました。
「俺らがきょうだいになったのはつい最近だけども、ことりが小さい頃からTが兄だったら何て呼んでたかなあ」
「『おにいっちゃんっ♡』」
「語尾やめろ」
「ふふっ。え〜でもうち(リアルことり家)の伝統的に『お兄ちゃん』からの『Tお兄ちゃん』からの呼び捨てじゃね〜?」
「〔妹〕さんの影響で、か」
「まあそもそも俺がほんとに兄貴だったらことりをあんな性格にはさせなかったけどね〜」
「……えへへ〜」
「なんか今のことりのキレ方……Tみたいでヒェッてなった」
「なんでよw」
「トラウマ……じゃないけど条件反射?でなった」
「はあw」
「T怒ると怖いんだもん〜正論言ってくるんだもん〜核心突いてくるんだもん〜」
「それは怒ってるんじゃなくて叱ってるんじゃないかなあ」
「あい……知ってた……それがTがことりをおもってのことも知ってる……」
「そこまで分かっといてまた怒られるようなことするんだねw」
「ウッ……返ス言葉モゴザイマシェン」
「w ……まあいいよー? ゆっくり付き合ったるよー?」(ことりの頭わしわし)
「ヒュッ……すしい゛い゛い゛!」(顔覆い)