姑との初対面は最悪なものだった。
新幹線で、母が用意してくれた包みを持って緊張して行った。
姑だけ食事の席に来なかった。
舅と三人の食事。
今では、食事会すると聞いていなかったから姑は悪くないという定説になっている。
舅が全部悪いらしい。
その後、何度も舅がどこかへ電話している様子があり、近所で待ってるから会ってくださいと言われた。
道端で会って初めましてとあいさつする私に姑は、あぁとしか言わなかった。
どうもとだけ言って嫌そうな顔で包みを受け取った。それは家のすぐ外でのやり取り。絶対に家には入れないという雰囲気のなか、息子にだけ「持って帰るものがどれか分からないから、ちょっと家に入ってみてから帰ったら」となぞの声がけをして、夫は困った表情をしつつも「ちょっとだけごめんね」とだけ言って家の中に入り、私一人で自宅前の路上で立ったまま。時々車も通るので、車をよけながら。情けなくて少し泣きそうになったけど、気のせいかなと自分に言い聞かせて待った。数分だったのに、数十分に感じた。
その後、また新幹線に乗って帰る道中、やはり姑から電話があった様子。夫は出なかった。
その数週間後に聞いた話では、その翌日には姑から電話で「私はあの子は気に入らないから、すぐに断っておきなさい。まあ私のあの態度でもう分かっているだろうけど。」と言ったらしい。
今思えば、あの時に結婚やめるべきだった。