車の普及に伴って増えてきたダッシュボード損傷(股関節後方脱臼)とは、どんな病気? | ヘルニア・腰痛治療専門!春日井市にあるコツコツ接骨院のコツコツ日記

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腰痛、ヘルニアなど、どこへ行っても改善しない方をお医者さんからも認められている骨盤整体で根本的に解消します。

ダッシュボード損傷とは?

・ダッシュボード損傷は、運転席や助手席に座っている人が

交通事故が起きた際に体が前に押し出され

ダッシュボードに膝や脛骨(すねの骨)を

強打することによって発生する損傷のことを

言います。

 

その中でも今回は、股関節の後方脱臼を

説明します。

股関節後方脱臼のとは?

・以前までは、まれな外傷でしたが

近年では自動車の普及により増えてきている

外傷です。

 

・交通事故を起こして時に、ダッシュボードで

膝を強打することによってその圧力で

股関節が後ろに脱臼してしまうことで

発生します。

股関節後方脱臼の症状は?

・股関節の脱臼を起こすと、下肢を動かすことが

できなくなるので、パッと見ただけで

何かおかしいなとわかります。

 

・また、下肢が内股(内転・内旋位)になり

そこで固定されるような形になります。

 

・股関節後方脱臼が起きることによって、

大腿骨(太ももの骨)をお尻のあたりで

ふれることが可能な場合もあります。

股関節後方脱臼の対処法は?

・ダッシュボード損傷では、全身の損傷の有無を

確認する必要があるのですぐに救急車を

呼ぶようにしてください。

 

理由として、股関節後方脱臼をした際に

骨盤の骨折を合併しているときは、

肺塞栓などの命にかかわる続発症が

起こりかねないためです。

 

・また、頭などを強く打っている可能性もあるので

救急車が来るまでは安静にしてください。