新年、明けましておめでとう御座います

 

 不特定の読者を想定したネット・ブログにどんな意味が有るのか、大いに疑問ではありますが、時には更新してみようと思っています


 去る6日に、たまたま歩いていた商店街で、何年振りかで、獅子舞を間近でみました。よく見ると、笛と太鼓だけではなく、獅子舞を踊っている人物も、全て若い女性です。

 商店街を順次巡って行く姿を、珍しいので暫し、たたずみつつ見ていましたが、色々疑問が涌いて来たので、指示を出している背広姿の中年男性に質問してみました。
 どうして女性ばかりなのかという質問に対しては、2日3日は男の若い衆が出ていたが、もう仕事が始まってしまったので、しょうがないとのこと。指示係がどうして半被に脚絆ではなく、背広にネクタイなのかは聞き損ないました。

 獅子舞は、本来は多少とも宗教色の有る年中行事だったように感じていましたが、当日見た光景は、女子大か女子高の文化祭の出し物のような感じでした。いや、これも滅多に見なくなってしまった存在ですが、チンドン屋の一種のような、単なる珍しい客寄せの一種として使われているように見えました。


 本来の獅子舞は、少なくとも子供などには、多少とも(かなり僅かだったかも知れませんが)畏敬の念を抱かせるような年中行事ではなかったのか?と思い、複雑な心境に成りました。