地震から一週間。 | 木次真紀(旧)ブログです → 新しいURLはこちら https://kotsugi.com/

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揺れがひとまず落ち着いて、

六本木にあるJ-WAVEに向かう途中・・・。


池袋駅の偵察。

電車はストップ。

ホームから地下から地上を目指す人々。


ロータリーの中央に人が集まる。

ここなら上から物が落ちてくる心配が少ないとの判断。

座ってる人、立ってる人・・・みなが寄り添うように。


ある店の前には三角コーンとロープが・・・

上から物が落ちてきそうな場所には近づくなという対策。


携帯で電話やメールをする。

安否確認。

「池袋にいるよ。」「大丈夫だから。」「どこにいるの?」

「これからどうしたらいいんだろう。」「帰れるかなぁ。」

つながらない人もいる。


電話ボックスも長蛇の列。

タクシー乗り場もバス停も、どこが最後尾か分からない。


職場から避難した団体。

皆がヘルメットを被っている。

上から物が落ちてこないか見上げる。


公園にも着の身着のままの皆がいる。

車道以外は人で埋め尽くされている。


六本木まで歩くのを覚悟する。

歩く、歩く、歩く・・・。



その時、1台のタクシーが発進しようとしていた!


「すみません、相乗りさせてください。」


先に乗り込んだお客さんは親切に乗せてくださった。

運転手さんは「相乗り料金がかかるけどいいか」と尋ねる。


もちろん、お願いしますと答える。


カーラジオから状況が少しずつ伝わってくる。

渋滞も出始めている。

なるべく空いている道路を選んでくださった。

さすが、運転のプロ。


タクシー自体も大きく横揺れしたらしい。

木々が大きく揺れ、折れるのではないかと思ったらしい。


1時間後、六本木到着。

運転手さんは、貴重な売り上げにも関わらず

「いいよ、頑張って!」と、

おさえた金額を提示してくださった。


そして、私が降りようとする目の前には

すぐ次のお客さんが。

しかも、

「相乗りさせてください!」

と、そばにいた方が申し出る。

「もちろんです、どうぞ」

とその客は答える。


優しさで包まれる。


トラブルはここにはなかった。

ありがとう。

みんなの優しさ、ありがとう。