同僚との会話

 

好きな芸人さんの話になった

 

「あのさ 女芸人さんで 漫才の人たちで ショートカットで・・」

 

「誰? わかんないよ」

 

「名前が思い出せなくて・・片方がちょっとぽっちゃり、片方はやせ型」

 

「わかんないなあ」

 

「朝のワイドショーにも出てた」

 

「ああ、はるなさんかな?はるかさんだっけ」

 

「コンビ名が思い出せないのよ」

 

「コンビ名・・何だっけ」

 

「好きなのに コンビ名が出てこない」

 

「好きなのに?」

 

「検索しないで思い出したいのよね」

 

「気持ちはわかる」

 

「でも・・コンビ名が出てこない」

 

「残念ね」

 

 

 

残念なのは私たちだ・・どうしても思い出せない

 

角野卓三じゃねーよ!まで思い出しているのに

 

とうとうコンビ名が出てこなかった

 

 

 

数時間経ち 仕事中にふと思い出した

 

ハリセンボン!

 

同僚に伝えると「それだ!」と嬉しそう

 

ハリセンボンさん 失礼で申し訳ありません

 

物忘れの多い 年寄り二人の会話です

 

同僚が大好きなのは確かなので お許しください

 

私もはるかさんのIPPONグランプリ 

 

とても楽しませていただきました 

 

 

 

こういうことが増えていくんだろうなあ

 

いやすでに増えつつある・・「ほら、あれ、あれ」みたいな・・

 

年相応の物忘れ、なんて言ってるうちはいいけれど

 

何とか防げないものかしら

 

忘れたいことは覚えてるのに

 

忘れたくないことを忘れてしまったら いやだなあ